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鬼母「代理ミュンヒハウゼン」疑い…点滴に腐敗水混入

 入院中の1歳10カ月の娘の点滴に“腐敗水”を注入し、殺人未遂容疑で京都府警に逮捕された岐阜県関市の無職の女(35)。腐敗水からは、少なくとも4種類の細菌が検出され、注入も数回にわたったとみられるが、この犯行の背景として、子供をわざと病気に仕立てる精神疾患「代理ミュンヒハウゼン症候群」(MSBP)の疑いが浮上している。

 調べによると、容疑者は22日から23日にかけて京大病院に入院中の五女の点滴に、注射器で2回、腐敗した水を注入した。五女の血液中からは、カンジダ菌や緑膿菌属など複数の細菌が検出された。五女の診断結果に不自然な内容があり、容疑者の行動にも不審な点があったため、病院関係者がビデオカメラを病室に設置。容疑者の犯行が発覚した。

 容疑者は「死亡させるつもりはなかった。病状が悪化すれば娘に付き添って看病してやれると思った」と供述。そのため、「MSBP」の可能性も疑われている。

 精神科医の和田秀樹氏は「MSBPは自分の子供が病気だとか、虐待されているという『作話』をするのが典型的な症状。ヒステリーの一種で、人の注目を引くために作話をする。子供を虐待しながら一方でいい母親を演じる。愛情不足が原因と考えられる」と説明している。

ZAKZAK 2008/12/25

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