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与謝野、意味深の読み飛ばし…自民に飛び交う“憶測”

バッシング分散!?確信犯!?

 衆参両院で28日に行われた政府4演説で、与謝野馨経済財政担当相が原稿を数カ所読み飛ばし、中川昭一財務・金融相が漢字を読み間違えた。麻生太郎首相は「KY(漢字が読めない)首相」と言われたが、与謝野氏の場合、首相の「リーダーシップ」という言葉を衆参両院で読み飛ばしているだけに、さまざまな憶測を呼んでいる。

 与謝野氏は衆院での経済演説の終盤で、「麻生総理のリーダーシップの下、政府横断的に大胆な実行を加速し−」と読むはずが「麻生総理のリーダーシップの下」を読み飛ばした。このほかにも4カ所読み飛ばしたが、続く参院の演説でも同じ場所で「リーダーシップ」という言葉を読まなかった。

 自民党中堅議員は、安倍晋三元首相が2007年9月、首相辞任直前の所信表明演説で原稿を読み飛ばしたことを引き合いに出し、「与謝野氏は相当疲れているのでは」と分析する。

 だが、衆参で同じ場所を読み飛ばしているだけに、ベテラン議員の1人は「ポスト麻生の声もある与謝野氏は、犬猿の仲だった反麻生のドンである中川秀直元幹事長と麻雀談義をするなど、不可解な動きを見せている。麻生氏が給付金でブレたのも与謝野氏の影響と言われる。

 それだけに、色気がポロリと出たのか、あるいは確信犯なのではないか」とみる。

 一方、中川氏は衆院での財政演説で「金融危機の『渦中』」を「うずちゅう」と読み違えた。

 国会でワンセグを見ていて注意を受けたことのある与謝野、中川両氏だが、ともに東大法学部卒。国語力は折り紙つきのはずだ。

 それだけに、民主党関係者からは「あえて批判の渦中に飛び込み、首相へのバッシングを分散させようとしてるんじゃないか」との声も出ている。

ZAKZAK 2009/01/29

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