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補助力アップでラクチン…新型電動自転車“走る”

 こぎ出しがぐんと楽になった新型の電動アシスト付き自転車が相次ぎ売り出されている。低速時の補助力の上限を大幅に引き上げた国の基準改正を追い風に、各メーカーは厳しい不況の下、体力に自信がない人や環境に関心の強い層の需要を掘り起こしたい考えだ。

 三洋電機が2月発売する「エネループバイク」の上位機種は、時速10キロ未満で走行する際、後輪は人力で、前輪はモーターを使って後輪の最大2倍の力で回すことで、走行の安定性を高めた。下り坂やブレーキをかけた際のエネルギーを回収して充電する機能は、従来機種から受け継いだ。希望小売価格は13万6290円。

 業界最大手のパナソニックサイクルテックは4つの新型モデルを今月発売した。またヤマハ発動機やブリヂストンサイクルは、従来は軽いギアでこぐ場合に弱かった補助力を強化した新型自転車を、2月から順次発売する。各社の新型車の価格帯はおおむね8万−13万円台だ。

 環境対策や燃料費の節約を目的に、バイクや自動車から切り替える企業が増えたこともあり、2007年の国内出荷台数(自転車協会調べ)は約28万台と、00年からほぼ倍増した。昨年まで市場拡大に一役買ったガソリン価格の高騰という一時的な後押しはないが、メーカー側は「補助力アップで脚力に不安がある女性や高齢者にも安心して乗ってもらえる」(三洋電機)と、今後も需要の高い伸びを見込んでいる。

ZAKZAK 2009/01/29

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