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えっ!これだけ!?スッチー年収、意外と“低空飛行”

バブル崩壊後、人件費圧縮が続き

 女性に人気の高い職業といえば、航空会社のキャビンアテンダント(CA、客室乗務員)もその1つ。CAを題材にした映画やテレビドラマは多く、花形職業の代名詞になっている。ところが、もらっている給料をみると意外と安い。見た目の華やかさや業務のハードさとは裏腹に、フトコロ具合はさびしい感じだ。

 日本航空インターナショナルの有価証券報告書で従業員の平均年収(2008年3月末時点)をみると、CAは約618万円。その前年の3月末時点が約677万円だから、平均年収は9%近くダウンしている。一方、機長などの運航乗務員は約1850万円と一般企業の重役並みの高収入を得ており、社内の賃金格差はかなり大きいようだ。

 ライバルの全日本空輸は、CAの平均年収が約489万円。日本航空より130万円ほど低くなっている。これは全日空のCAの平均年齢(30.5歳)が日本航空(37.1歳)より若いことなどもあって差がついているようだ。

 CAの年収の低さについて、航空関係者はこう指摘する。

 「1990年代初めのバブル崩壊以降、航空業界では人件費の圧縮が続いてきた。特にCAは日本航空でも全日空でも、新卒採用で採っても入社3年間は契約社員として勤務する採用方式がとられ、給与が低く抑えられる傾向にある」

 また、日本の航空会社は海外と比べて、CAの待遇が悪いという。

 「欧州や米系の一部航空会社に比べると、日本の航空会社のCAの給与水準は低く、こうした待遇がCAのサービス面の質の低下につながる可能性もある。CAは乗客と直接対面する航空会社の顔であるだけでなく、安全確保にもかかわる重要な職種だけに、ブランドイメージや競争力の低下が心配されます」(航空関係者)

 そういえば、情報収集をかねて夕刊フジの経済担当記者数人と大手航空会社のCA数人が会食した際、機内で食事を運ぶカートを固定し忘れて焦ったとか、飛行中にドアのロックを解除したCAがいた(空中でロックを解除してもドアは開かない)といった失敗談を聞いた。もっとも海外の航空会社といってもピンキリ。契約期間の途中で雇用契約を解除されたとして、トルコ航空の日本人客室乗務員(派遣社員)が1月に訴訟を起こしたが、彼女たちのかつての年収は220万円ほど。

 しかも昨秋からは客室乗務員ではなく、通訳扱いとなり「月給7万円」の生活を強いられていたところに、今年1月中旬には雇用契約解除を通知され、訴訟を起こすことになった。

 新興航空会社、スカイマーク(東京)のCAは平均年齢26.4歳で平均年収309万円。スカイネットアジア航空(宮崎市)のCAは27.2歳で279万円。花形職業というには、収入面があまりにも心もとない。

 日本航空と全日空は昨年、石原さとみ、綾瀬はるかといった人気女優が主演した、航空会社が舞台の映画撮影に全面協力し、イメージアップを図っている。当然ながら、映画ではCAのフトコロ具合まで描かれることはなかった。

ZAKZAK 2009/02/09

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