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元実業団女子バレー選手経営の会社、52億円焦げ付き

「月配当5%」で73億円集め

 実業団チームに所属した元バレーボール選手の女性(44)が経営する大阪市の投資会社2社が、延べ700人以上から総額約73億円を集めて配当を停止し、52億円以上の元本が焦げ付いていることが9日までに分かった。2社は大阪市中央区の「EMIKO・フィールド」と「EMIKO・LLC」。それぞれ「E&D」「M&M」という匿名組合を使っていた。

 代理人弁護士らによると、両社は2005年末ごろから「配当は毎月5%、1度も滞ったことがない」などと説明し、「日経225オプション取引」への投資名目で出資者の募集を開始。「出資者を紹介すれば、手数料として出資額の5%を支払う」とのマルチ商法的な勧誘で出資者を増やした。

 全国の700−800人から約73億4000万円を集めたが、07年9月までに配当は停止し、少なくとも約52億1000万円の元本が償還できていないという。

 両社は、フィールド社の男性役員が代表取締役を務める東京都台東区の投資会社に出資金の運用を委託。しかし、実際に運用されたのは1%未満で、当初から出資金を配当や元本償還に回す自転車操業の状態だった。

 配当停止以降、代理人弁護士が出資者への弁済のため、経営陣らの個人資産を回収しているが、これまでに3500万円程度しか回収できていない。女性は実業団チームで活躍。引退後は、健康食品や化粧品販売などの事業を展開していた。

ZAKZAK 2009/02/09

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