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老舗洋菓子店の「神田精養軒」が破産申請へ…親会社も

 帝国データバンクが23日明らかにしたところによると、老舗洋菓子店の「神田精養軒」(東京)が自己破産申請の準備に入った。2006年3月に神田精養軒の親会社になった「第一経営」(福岡市)も同時に自己破産を申請する見通し。

 神田精養軒は、1872年創業の精養軒ホテルのベーカリー部門が1949年に独立してでき、マドレーヌ、アーモンドピット、クレームパフなど各種洋菓子の製造を手がけていた。直営店での小売りのほか、レストランも経営していたが、在庫負担などが積み重なった結果、05年3月期には債務超過に陥った。

 この際、パン、ケーキなどの製造を手がける第一経営の100%子会社となり、経営再建を進めてきたが、神田精養軒の売り上げ減少に歯止めがかからなかった。さらに第一経営自体も積極的なM&A戦略や工場増設に伴う負債の増加や原材料価格の高騰が不安視されて、資金繰りが悪化。両社とも自己破産を申請することになった。

 第一経営の関係会社の「シェ・コパン」(神戸市)、「ジェラール・ミュロフーズ」(さいたま市)、「シェフ・ガトー」(同)、「パンロード」(福岡市)、「芦屋ぎんなん」(大阪市)も自己破産申請の準備に入っている。

 精養軒ホテルの流れをくみ、上野精養軒を経営するジャスダック上場の「精養軒」(東京)とは資本関係はなく、今回の破綻で同社への影響はないという。

ZAKZAK 2009/02/23

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