MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

社会ホーム > 社会 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

北の派遣美女軍団消滅…ウォン安直撃で韓国人客激減

東南アジア各地の“北レス”崩壊

 北朝鮮が東南アジア各地に派遣している“美女軍団”が消滅の危機にあることが分かった。美女軍団は北朝鮮出身者が各地で経営する朝鮮料理レストランに派遣され、給仕や余興に大活躍、現地の駐在員や観光客らに大人気だったが、韓国のウォン安直撃で閑古鳥が鳴く状態に。貴重な外貨獲得の手段が消えたことで北が“ミサイル恫喝”に走ったという見方も出ている。

 北朝鮮は、確認されているだけでカンボジアに3店舗、タイに2店舗、ベトナム、ラオス、インドネシア、ネパールに各1店舗の北朝鮮レストラン(通称・北レス)を展開。本場の料理もさることながら、美女軍団の給仕と歌や踊りのステージが楽しめるということで人気を集めている。

 北レス研究家の、あんでんだ氏は各地への出店について「東南アジア旅行に行く韓国のオヤジたちがターゲット。バスで北レスに乗り付ける韓国の団体客も多く目撃されている」と語る。「北レスの美女たちの柔らかい物腰や恥じらいを含んだおしとやかな態度、華麗なステージがオヤジたちのハートをがっちりとつかんだ。北レスは韓国オヤジたちの理想郷なのです」

 だが、米国発の金融不況が韓国経済を直撃。極端なウォン安で韓国人の海外旅行客が激減した。それにつれて、北レスの収益も激減。夕刊フジの取材では、カンボジア・プノンペンにある「平壌冷麺」の関係者が「クローズ。ゴートゥー、コリア(朝鮮に帰った)」と閉店を認めたのをはじめ、ベトナム・ホーチミンシティ「平壌大同江食堂」は昨年末で撤退。タイ・パタヤ「大星館」、カンボジア・シエムレアプ「平壌冷麺」の閉店も消息筋の話で判明した。

 また、300席近くの大箱で有名なバンコク「平壌館」も電話がつながらない状態。ラオスの店は「踊り子が1人だけになった」(消息筋)と、ほぼ壊滅的な状況に追い込まれている。

 前出のあんでんだ氏は「開店から数カ月で閉店してしまう店や、外装だけ完成して結局開店しない店もあり、マーケティング能力や資本力に疑問も多い。かなりテキトーな感じだが、(北朝鮮の経営は)そもそもそういうもの」と、朝鮮半島独特のケンチャナヨ(大丈夫)精神が“北レス崩壊”を招いた可能性を指摘する。

 北朝鮮は対日貿易や金剛山観光、開城観光といった外貨獲得の手段も次々に失っている。一方、朝鮮宇宙空間技術委員会は24日、「試験通信衛星『光明星2号』を打ち上げるための準備作業が本格的に進行中」という談話を発表。弾道ミサイル「テポドン2」発射をちらつかせる背景には、「深刻な外貨不足で、テポドン2を援助を引き出すカードにする気ではないか」(民間研究者)との見方も出ている。

ZAKZAK 2009/02/25

社会ニュース

もっと見る