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宗男、小沢に“エール”「国策捜査の可能性がある」

「説明責任果たした。代表辞任の必要ない」

 民主党の小沢一郎代表の公設秘書逮捕について、同党幹部らは「国策捜査」「陰謀」説を主張し、徹底抗戦する構えを見せている。受託収賄罪に問われ上告中で、検察批判の著書もある新党大地の鈴木宗男代表(61)は6日までに夕刊フジのインタビューに応じ、今回の事件について「国策捜査の可能性がある」としたうえで、小沢氏については「あの時点での説明責任を果たした」とエールを送った。

 「国策捜査は、時代のけじめや象徴となる事件を解決する形で行われてきた。今回の場合は選挙が近いし、政権の支持率は低いという背景がある。決めつけられないが、『後ろに大きな権力が働いている』『国策捜査ではないか』と受け止められても仕方がない」。

 鈴木氏は国策捜査の可能性についてこう語った。

 また、西松建設側からの献金をめぐっては、自民党の森喜朗元首相、尾身幸次元財務相、二階俊博経産相の名前も取りざたされているが、6日までに逮捕されたのは小沢氏の秘書だけ。これには、「金額の大小ではない。仮に捜査していないなら、公正さを欠く」と指摘。さらに「河村建夫官房長官が、小沢氏については『捜査を見守る』といって、自分の仲間は『問題ない』と断言するのもおかしな話だ」と強調する。

 鈴木氏は2002年、激しいバッシングにさらされたうえに、政治資金規正法違反など4つの罪に問われ逮捕された。それについては「国策捜査」と断言し、理由についてこう語った。

 「当時、私は小泉改革の抵抗勢力といわれていた。同時に検察側では、幹部による調査活動費流用を実名告発しようとした元検事が告発直前に逮捕される『三井事件』があり、検察批判が高まっていた。私の秘書がその約10日後に逮捕され、注目が移った。検察関係者が『三井事件を追いかけすぎると、鈴木の情報は入れませんよ』などと検察幹部が語ったとする本もある。政府は抵抗勢力の排除、検察は自分たちの保身に使ったのではないか」

 小沢氏は4日、40分間にわたる記者会見を行い「問題ない」と強調。代表辞任を否定した。この会見について鈴木氏は「現時点では、明確な説明をした。辞任は必要ない。選挙への影響もまだ分からない」とした。

 では、今後の展開はどうなるのか。

 「私は437日間拘留されたが、弁護士と会うのが唯一の外の情報。家族もいるし、すべてが神経戦だった。早く出たいという気持ちにもなった」と自身の経験を踏まえ、「秘書が誘導に負けず、真実だけを話すかがすべてだ。検察は自分たちのシナリオ、ストーリーを作って追い込んでくる。実際、報道は西松建設の言い分を一方的に流している。その中身は検察のリークに基づいている」と話す。

 鈴木氏のエールを受けた小沢氏だが、この窮地を乗り切れるか。

ZAKZAK 2009/03/06

鈴木宗男

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