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テポドン最悪シナリオ…ミサイル戦争で列島火の海!?

東北落下→迎撃なら…

 あす4日にも北朝鮮から飛んでくる長距離弾道ミサイル「テポドン2号」がもたらす被害について、最悪のシナリオが明らかになった。元韓国国防省北朝鮮情報分析官で拓植大国際開発研究所・客員研究員の高永●(吉を横に二つ)氏は「東北地方に落下する可能性はある」と警告。日本が迎撃した場合、北朝鮮からの報復攻撃で「10−20基のノドンが一斉に発射され、ミサイル戦争になる」とも。日本中が火の海になる可能性が出てきた。

 諜報の第一線で活動した経験のある高氏は、今回の発射について「北朝鮮が予告した空域にきちんと飛ばすかどうかがポイント」と語る。「北は食糧難や経済難だが、ミサイルや軍事技術は先進国レベル」(高氏)のため、テポドン2号の技術力も比較的高いとみられる。だが、発射実験の回数が少ないことから、「予定のコースを外れる可能性は十分にある。その場合は、日米が確実に海上で対応するはず」と高氏は言う。

 テポドン2号の全長は約40メートル。1段目のロケットが切り離されたとしても、約15メートルはあるとみられる。防衛省は2隻のイージス艦を日本海に展開しているが、迎撃した際、破片の飛散による被害が懸念されることから、イージス艦から海上配備型迎撃ミサイルを発射して片づける、と高氏は予想する。

 万が一イージス艦が撃ちもらし、東北地方に着弾した場合は「直径100メートルの範囲に甚大な被害が及ぶ」(高氏)。このため、防衛省は地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を秋田と岩手に配置して着弾前の迎撃を試みるが、破壊に成功しても「金属片が1−5キロから最大50キロまで飛散する」。東北地方の一部自治体はミサイルが飛来した場合、家の中に避難するよう呼びかける予定だが、「金属片の大きさは10センチから1メートルにも達する。1メートルなら屋根を突き破る」といい、家の中にいても安全ではない。

 さらに高氏は「迎撃後、北朝鮮が報復攻撃を仕掛けてくる可能性もある。中距離弾道ミサイル『ノドン』であれば、10−20基をすぐに一斉発射できる。1988年、イラン・イラク戦争でイラン側が放った77発のミサイルは北朝鮮製のスカッドミサイルで、このときと同じような『ミサイル戦争』になることも考えておかねばならない」と最悪の展開を予想する。

 事実、北朝鮮の官製メディアは2日夕、「重大報道」と銘打った異例のニュースを放送し、「日本が分別を失って迎撃行為に出るなら、わが人民軍は情け容赦なく、重要対象にも断固たる報復の打撃を加えるだろう」と警告した。

 ノドンの射程は約1000キロで日本全域をカバーする。ベルギーの国際研究機関「インターナショナル・クライシス・グループ」は先月末、実戦配備されたノドンは最大320基に上り、ノドン搭載用の核弾頭も開発されているとの報告書をまとめた。展開次第では日本中にノドンが降り注ぎ、列島が火の海になる恐れもある。

ZAKZAK 2009/04/03

ミサイル防衛

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