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小沢強気会見も…民主、独自世論調査公開めぐり火花

 代表就任から丸3年を迎えた民主党の小沢一郎代表は7日の記者会見で、代表続投に強い意欲を示すとともに封印してきた検察批判も再開した。ただ、小沢氏の進退は党が18、19両日に独自に実施する次期衆院選の情勢調査が判断材料になるだけに、調査結果の公開をめぐり早くも党内で火花が散り始めている。

【どこまで公開するのか】

 「役員会、常任幹事会、議員総会で続投の了承をいただいたばかりだ。現時点では、民主党が必ず国民の信を得て政権を取れると認識している」

 7日の記者会見。記者団から進退に関する質問を浴びせられると、小沢氏はいらだちを隠さず、進退問題は決着済みとの認識を示した。「男が不覚の涙で恐縮です」と涙をみせながら、記者団の質問に丁寧に応じた公設秘書起訴直後の「続投会見」との落差は大きい。

 さらに、小沢氏は同日夜、鈴木宗男新党大地代表のパーティーで、「政治の世界に公権力、国家権力が口を挟んだり、影響を及ぼすことになれば民主主義は成り立たない」と検察批判を復活させるなど、ここでも強気の姿勢をみせつけた。

 ただ、小沢氏の足元は盤石ではない。西松事件で痛手を負った民主党の政党支持率は、各種世論調査でじりじりと下降。次期衆院選を目前に控えた議員の動揺は隠せず、いまだ小沢氏の進退問題は最大の関心事となっているからだ。

 その判断基準となるのが、衆院300小選挙区の党独自の情勢調査。

 長妻昭政調会長代理は7日の常任幹事会で、「どこまでデータを開示するのか」と、党執行部に調査結果の「公開」を要求。前原誠司副代表も「今までの調査結果と比較対照する中で、党内全体で議論することが大事だ」と述べ、データを党所属議員に示すよう求めた。

 というのも、小沢氏が代表に就任して以来、調査結果は小沢氏ら一部党幹部だけが独占しており、今回も公開されなければ、「小沢氏に都合の悪い結果が出ても、隠蔽(いんぺい)して逃げ切るのでは」(中堅議員)との疑念があるためだ。

 これに対し、小沢氏は記者会見で「必要な情報は個人に伝達している。公表はしない」と公開に否定的な考えを示したが、今後、党内で公開を求める声が高まるのは必至の情勢だ。

ZAKZAK 2009/04/08

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