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悪性リンパ腫の一因発見…遺伝子異常で生じると発表

 免疫を担う白血球のうち、リンパ球のB細胞から生じる悪性リンパ腫(しゅ)の一因は、リンパ球の働きを調節する遺伝子の異常であることが分かった。 東京大や国立がんセンター、京都大、岡山大などの研究チームが発表したもので、B細胞の悪性リンパ腫は、胃炎や結膜炎、甲状腺炎などの慢性炎症に伴って発症する場合があるが、その理由の解明につながる成果。炎症反応の伝達を妨げることでリンパ腫を治療・予防する薬の開発に役立つという。

 東大医学部付属病院の小川誠司特任准教授らは、悪性リンパ腫の全遺伝情報(ゲノム)を網羅的に解析し、遺伝子「A20」の異常に注目。炎症が起きた際、リンパ球の増殖を促進するタンパク質を調節する働きが失われるとリンパ腫につながることを、マウスの実験で突き止めた。

ZAKZAK 2009/05/11

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