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情報戦、切り崩し…民主代表選は“仁義なき”戦い

鳩山派「参院議員固め」、岡田派「世論の支持前面に」

 16日の民主党代表選に向け、鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表は14日、それぞれ記者会見し、立候補を正式に表明する。両氏の陣営は支持固めや対立陣営の切り崩しなど、多数派工作に奔走。組織力にまさる鳩山氏が絶対的優勢といわれるが、世論の支持を背景に岡田氏も猛追しており、小沢一郎代表の「跡目争い」は“仁義なき戦い”の様相を呈している。

 小沢氏に近い鳩山氏と、小沢氏と距離を置く議員が推す岡田氏は13日、事実上の出馬宣言を実施。代表選は一騎打ちとなる見通しで、「小沢路線」継承の是非が最大の焦点となりそうだ。

 鳩山、小沢両氏のグループなどが支持し、組織力にまさる鳩山氏は13日、菅直人代表代行と会談し支援を要請。その後、若手議員から出馬要請を受けた。岡田氏も同日、輿石東参院議員会長、最高顧問の羽田孜、渡部恒三両氏と会談するなど精力的に動き回り、夜には民放テレビをはしごした。

 両陣営を支持する議員たちは、携帯電話を片手に情報収集するとともに、票の切り崩しに躍起だ。鳩山氏を支持する若手議員はこう話す。

 「もはや鳩山氏の圧勝は確実で、そうなれば小沢氏が選挙を仕切ることになる。その点を強調することで、岡田氏陣営を切り崩す」

 さらに、岡田氏が弱いとされる参院議員を固める戦略をとっており、岡田陣営の若手は「参院には切り込む取っかかりがない。(岡田氏は)本当に仲間と酒を飲んでいない…」と悲鳴をあげる。

 対する岡田氏陣営は、「世論の支持を前面に打ち出し支持固めを急ぐ」(中堅)戦略だ。実際、「新代表にふさわしい人物」を聞いた毎日新聞の世論調査(12、13両日)でも岡田氏が25%と、鳩山氏(13%)を大きくリードしており、陣営では「巻き返しは十分可能だ」と意気込んでいる。

ZAKZAK 2009/05/14

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