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「エッチ」から変更も…あのカトリック大学“迷走”

「エッチ」から「生徒増す」にイメチェンも…

 聖トマス大は近畿で唯一の男女共学のカトリック系ミッションスクールで、1963年に「英知大」としてスタート。現在は学部、大学院を合わせて約570人の学生が在籍している。

 大学によると、定員を360人から250人に縮小した04年度から入学者数の減少傾向が顕著になり、05年度は231人、06年度は229人、07年度は182人と、ついに200人を割り込んだ。

 同大学は創立以来、聖書に出てくる「英知」の名を使ってきた。しかし「エッチ大」と揶揄(やゆ)されたり、インターネットで検索するとアダルト系雑誌の発売元だった「英知出版」がトップにヒットするなど、あまりいいイメージをもたれず、入学者が実際に減っていることとも合わせ学内で問題視された。

 そこで大学側は07年1月、カトリックの聖人、トマス・アクィナスにちなんだ現校名に変更することを決めた。しかし、改称後初の08年度の入学者は前年度よりさらに減って78人。09年度も110人と定員の半数を切るなど、減少傾向は改善されなかった。

【他大学との統合・合併検討】

 大学側は「もともと知名度があるわけではなく、08年度入試に向けて名称が変わったことをうまくPRできなかった」(広報担当者)と説明。今年3月時点の累積赤字は約20億円に上り、このまま経営を続けるのは困難としている。4年制大学では、聖トマス大のほかにも三重中京大学(三重県松阪市)、神戸ファッション造形大学(兵庫県明石市)の2校が10年度の募集停止を明らかにしている。3校とも在学生が卒業するまで運営する一方、他大学との統合・合併について検討する方針だが、具体的な見通しは立っていない。

 果たして、聖トマス大に神の救いの手はさしのべられるのか。

ZAKZAK 2009/06/12

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