MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

社会ホーム > 社会 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

社債市場に明るい兆し…低格付け企業も発行再開

 昨年の金融危機の影響で、機関投資家がリスク資産の購入を一斉に手控えて、冷え込んでいた社債市場に明るさが戻ってきた。投資家の購入意欲が回復し、格付けが比較的低い企業にも発行再開の動きが拡大。個人投資家向けも好調だ。

 企業の資金調達環境は改善傾向を示しているが、一方で業績悪化から格下げされる企業も増えていることから「依然として病み上がりの状態」(大手証券幹部)との指摘もある。

 みずほ証券によると、5月の普通社債発行額は1兆213億円とほぼ平年並みの水準に回復。特に「トリプルB」格の起債が機関投資家向けとして復活し、市場心理の好転を印象付けた。「トリプルB」の近畿日本鉄道も5月末に100億円発行し、順調に消化された。「昨秋以降、社債の買い手がなくなり、銀行のつなぎ融資に頼っていた」(近鉄)という。

 個人投資家の間でも社債人気が高まっている。「トリプルB」のソフトバンクが発行した個人向け社債は5.1%という高金利が人気を呼び、発行額を当初予定した500億円から600億円に増額。自己資本強化を目的に個人向け社債を発行する銀行も相次いでいる。一方、業績悪化で格付けを引き下げられる企業が増加。格下げにより社債の金利が上昇し、ダブルB以下となれば事実上、市場から閉め出される。みずほ証券の香月康伸チーフクレジットアナリストは「市場心理は著しく好転しているが、低格付けの社債はまだ金利水準が高い」としている。

ZAKZAK 2009/06/15

社会ニュース

もっと見る