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新入社員がハマる
〜甘いワナ〜

1.借金

2.悪徳商法

3.社内恋愛

4.キャバクラ


1.借金


【物入り、初任給では賄えず…】

 ゴールデンウイーク明けのこの時期、新社会人となったばかりのフレッシュマンに落とし穴が待っている。五月病以外にも、ズバリ「金」「女」の誘惑だ。

 ◇

 サラリーをもらえる身分になったのだから一見経済的に安定しているようだが、今時の学生は親の援助+アルバイト代で暮らしてきたのがほとんど。だから、社会人になって親の仕送りがなくなるとむしろ生活は苦しくなったケースも珍しくない。そこに来て、そろそろ夏物スーツを新調しなければならない。なにかと物入りなのである。さらに、酒のつきあい、やれゴルフだスキルアップだ…と、とても初任給ではまかない切れない。

 そんな新人たちの救いの神が各種クレジットカードだ。

 「冬には初ボーナスが出ますからね。そこのところを売り手もうまくついてくる。結果、一着多く買ったり、ブランド物にしたりとぜいたくしてしまう」とは、財団法人日本クレジットカウンセリング協会の山岸親雄専務理事。同協会は、クレジットカードなど複数のローン業者から借りて返せなくなる多重債務者の相談を受けている。新入社員が陥りやすいのは、後先考えないカードでの買い物や各種資格取得講座のローンなどだ。

 「たしかに、欲しいものがあれこれあって大変だったんですけど、クレジットにしたら、全部ひっくるめて月々1万ちょっとの支払い。余裕だななんて思っちゃったんです。英会話は言われるまでもなく身につけたいし、月々5000円と聞いてこれはいけるかなと判断しました。大きな負担の割には勉強はさっぱり。本当にいやになりますよ」とは昨年の新人、増田僚さん(24)=仮名。

 山岸専務理事によれば、多重債務におちいる典型的な例はクレジットカードでの買い物から始まるという。お金に余裕がないのに、カードで買うと負担が軽く思え、次々ショッピングを重ねてしまうという。そのうち、感覚がまひしてカードでどんどん物を買う。支払い能力以上の買い物をしていれば当然、返済は苦しくなり、補うために現金を借りて返済にあてるようになる。借金は雪ダルマ式に膨らみ、気づいたときには数社から借金を重ねていた、という若者が多いという。

 「返済のために借りるようになったら危険信号。すぐに当協会や弁護士会などに相談してください」(山岸専務理事)

 さらに危険なのが、多重債務に陥った揚げ句、ついには闇金融に手を出すケースだ。闇金融業者は、どこからか借金をしている人の情報を手に入れ、ねらいうちで電話やダイレクトメールで勧誘する。多重債務者は返済が滞り、貸してくれるところもなくなってしまっているため、「審査なしで貸します」のうたい文句に飛び付いてしまう。後には地獄のような取り立てが待っている…。

 危険な業者を見分ける目安は、「聞いたことがある名前かどうか」(山岸専務理事)という。しかし、悪徳業者がよくやるのが、屋号を大手に似せる手口。厄介なことに、最近では大手銀行もローンを始めているので、紛らわしい。まずは、大本の銀行に電話し、該当金融会社が関連企業かどうか確認するくらい注意を払いたい。

 【相談先】(財)日本クレジットカウンセリング協会 〒160−0022東京都新宿区新宿1ノ15ノ9さわだビル4階TEL03・3226・0121(月−金、10−12・40、14−16・40)



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