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萌えろ!女のロマン

1.ローカル線で心のふれあい

2.細かい知識より「笑い」重点

3.裁判傍聴集団「霞っ子クラブ」

4.シーマンシップに魅せられ


1.ローカル線で心のふれあい


【10キロ機材抱えてひとり旅】

 鉄道といえば一昔前まで男の職場だったが近年、車掌や運転士、駅員へ少しずつ女性が進出している。一方で「鉄っちゃん」と呼ばれる鉄道マニアは今も圧倒的多数が男性。「鉄子」こと、女性マニアはごく少数だが、鉄道ライターの矢野直美さん(39)「ローカル線が大好きです!」と超キュートな笑顔を見せる。

 「鉄道マニアには色々なジャンルがあるんですが、私は『撮り鉄』や『乗り鉄』かな。窓が開いて、ボックスシートの普通列車が大好き。窓から入る草のにおいや季節の香りが入るのがいいですね」

 昨年10月、アウトドア誌「BE−PAL」の連載をまとめた「おんなひとりの鉄道旅」(小学館)を出版。複数の新聞や雑誌で鉄道紀行の連載を持ち、「月の3分の2は出張です」というほどの売れっ子ライターとして活躍する。

 カメラや三脚といった機材は合わせて約10キロ。写真家の肩書も持つ矢野さんは撮影ポイントを探すため、「山に登ったり、雨に打たれたり、同じ駅に7時間いたこともある」と、取材はかなりハードだ。

 萌えっ子のひとり旅ゆえ不審者に追われ、危険を感じたこともある。それでも、「デスクワークだと1週間で『キーッ』となってしまう。鉄道のそばにいられたら幸せです。荷物を担いでも苦にならない」と、熱い情熱を傾ける。

 札幌市で生まれ、現在も札幌在住の矢野さんが鉄道に興味を抱いたのは小学生のころ。「札幌から祖父母のいる砂川駅(函館本線、北海道砂川市)まで普通列車で行った。まわりの人がお菓子や冷凍みかんをくれたり、道を教えてくれていい思い出になった」という。  このころから普通列車の旅にひかれるようになり、現在も取材は地方の私鉄や第三セクターといったのどかな路線が中心だ。

 矢野さんは「鉄道が運んできてくれる風景がすきなんです。近所の人が駅を掃除しながら、『おはよう』と声をかけてくれたり、三セクの50−60代の駅長さんが『自分の娘が重い荷物を持っている』という気持ちで助けてくれる」と、今も地元の人とのふれあいを大切にする。

 地方タウン誌のライターから鉄道ライターに転身して6年。今では国内全路線の6分の5を制覇したというが、「全線制覇とか、乗りつぶしには興味がない」。その一方で気に入った路線には足繁く通い、「釧網本線(東釧路−網走間)は、通算20回は行っています」と熱っぽく語る。

 そんな矢野さんのもとには全国の「鉄子」から手紙が届くという。「仲間がほしいんですよね。旅好きな女性は鉄道も好きになると思う。外から写真を撮っているとマニアというイメージがあるけど、ずっとカメラと一緒に鉄道で旅ができたら幸せです」(鎌田剛)

 ◇

 なぜか男性が多いマニアの世界。そんな中で頑張る萌えっ娘たちに迫る。



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