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松井秀喜
〜一番長い夏・3〜

1.突然決まったチーム帯同に…

2.宿敵撃破で疎外感味わう

3.復帰最短ルートを爆走

4.長かった夏から一番熱い秋へ


1.突然決まったチーム帯同に…


【不満の色ありあり】

試合にでたいよ〜
試合にでたいよ〜
 「びっくりしたねえ。知らなかったからね、こんなルール。もちろんみんなも知らなかっただろうけど。こういうことは誰か調べておいてよ〜」

 すっとんきょうな声もあげたくなる。8月8日。長期滞在を覚悟したはずのフロリダをあと数日で離れ、今後はチームに同行することが突然決まったのだ。ルール上、このままタンパに残ると、調整出場するマイナーリーグへの登録日数がどんどん減ってしまうという。ちなみに、この時点ですでに5日分、失っていた。

 練習場に来てこの協約について知らされた松井はもちろん、目が点だ。球団もメジャーリーグ機構から問い合わせを受けて初めて協約の存在に気づいたという。キャッシュマンGMと松井の代理人、アーン・テレム氏が機構側に協約の一時停止を求めたが、ルールが簡単にひっくり返るわけもない。せっかくフロリダでの練習、リハビリが軌道に乗ってきた松井にとって、いきなりの帰還命令は極めて迷惑なハナシ。今後の見通しが大幅に狂った。

 「個人的な考えとしては、トレーニングも手首のリハビリにも、ここに残った方がいいと思っているけど。まあ、仕方がないね」

 仕方がないとはいいつつも、不満の色はありありと見えた。

 さらに…。

 「チームに帯同すると試合に出る人が優先だから、その合間でやらなければいけない。自分の時間は少なくなるよね、当然だけど」

 何より不快感を示したのがコレ。復帰への近道はフロリダでじっくり身体をつくり、実戦に出られるようになったらマイナーの試合に出て、そしてメジャーへ−というもの。だがチームと一緒では他の選手に遠慮して、100%自分の思うようには動けない。

 松井は8月下旬からフリー打撃を再開し、現在、マイナーでの試合出場が間近に迫りつつある。しかし、マイナーの公式戦は9月上旬で終了するため、登録日数を13日も確保しておいた意味はほとんどなくなった。こうなるのは8月上旬の時点で分かりきっていたこと。球団の無知、慌てぶりが腹の虫の居所を余計に悪くさせた。

 結局、10日にフロリダでの練習を打ち上げ、翌11日からチームに合流。キャッチボールや左手を添えた打撃の許可が再び出たため、練習内容は8月上旬までのメニューに戻せた。しかし、練習は予想通り、試合に出る選手に遠慮しながらやるしかなかった。

 17日、試合途中から久々のベンチ入り。試合に出ないから、どうにも入りづらい。ニューヨークに戻っていいことといえば、「家の枕で寝られることぐらいかな」。これも、本拠地にいるからでできることなのだが…。



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