社会
芸能
スポーツ
経済
ぴいぷる
ひとりごと
アニメ☆声優
映画
追跡
競馬
パチンコ
ギャル満載
昨日のTOP10
先週のTOP10
曜日別TOP10
TOP >> 追跡 >>


傍聴記録
〜ルーシー事件・1〜

1.際立つ織原被告の特異性

2.女性との関係は「空想の出来事」

3.2人で逗子のマンションに向かい

4.味方が欲しい!?不自然行動


4.味方が欲しい!?不自然行動


【海外の記者に頼み「真実」公開】

 長期化したルーシー事件に注目が集まったが、織原城二被告(54)はオーストラリア人女性=当時(21)=の死亡事件でも起訴されている。

 織原被告と交際のあった女性が劇症肝炎で死亡したもので、検察側は織原被告の使ったクロロホルムが原因で死亡したと主張。織原被告側は、持病か食中毒と反論し、公判でも議論はかみ合わなかった。

 検察側によると、この事件もルーシー事件と極めて似ており、織原被告が「プレイ」として、クロロホルムで女性の意識を失わせて、そのことが原因で劇症肝炎となり、病院に運ばれたが死亡した−とされる。

 クロロホルムはかつて麻酔薬として使われていたが、その毒性が明らかになってからは使用が禁止されている。

 家宅捜索の結果、織原被告の部屋からクロロホルムが13本押収され、そのうち2本は未開封だった。織原被告のプレイが映っているビデオにも、クロロホルムと思える瓶が映っていた。

 ビデオには意識のない裸の女性が映っており、マスクをかぶった男がいかがわしい行為をしていた。被害女性が映っているビデオもあった。

 ビデオを鑑定した医師は法廷で、「彼女はクロロホルムと思える麻酔状態から醒めたシバリングという断続的な震えの状態が映っていた。酩酊状態よりも深い状態」と証言した。

 日本国内ではあまり注目されなかった法廷だが、海外メディアは飛びついた。織原被告は、その関心に乗じて海外メディアも“利用”しようとしたが、思わぬしっぺ返しにあう。

 織原被告はルーシーさんの遺族との仲介を、海外のある新聞社の記者に頼んだ。

 その際、「真実を報道する」ということで、弁護士を通じて公判資料を記者に渡した。資料が外部に渡るとは思っていなかったとみられるが、味方を1人でも作りたいという心理が不自然な行動に駆り立てたのだろう。

 そのなかに「ルーシーさんの頭蓋骨(ずがいこつ)の真っ黒な写真」があり、それが遺族に渡った。写真を見た遺族は激怒し、織原被告の提示した慰謝料を受け取ることはなかった。

 その記者は「30万ポンドで遺族の口封じをしようとした」との記事も書いたため、織原被告は東京地裁に記者と新聞社を提訴した。

 人を見る目がなかったのか、信用しやすい性格なのか。織原被告はまたひとつ、余計な裁判を抱えることになった。(松垣透)



ZAKZAKトップへ