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F1ニッポンの未来

1.ホンダがトヨタに敗れた真相は

2.“トヨタ流”新体制で来季に手応え

3.ホンダ流の本格導入で再起

4.スーパーアグリ奇跡の参戦


1.ホンダがトヨタに敗れた真相は


【場外バトルは今後も続く】

F1界のボス、バーニー氏と鈴鹿で談笑するトヨタの渡辺社長
F1界のボス、バーニー氏と鈴鹿で談笑するトヨタの渡辺社長
 皇帝M・シューマッハーの引退に象徴される節目のシーズンとなった今季のF1は、今週末のブラジルGPで幕を閉じる。日本勢は鈴鹿で最後の日本GP(8日)が終わった段階でホンダが4位、トヨタが6位、スーパーアグリが11位と、期待を下回る結果となっている。そこで来季以降の展望について、日本GPのパドックで探ってみた。

 「我々はいつも(鈴鹿で継続開催したいと)意思表示している。来年も、なんらかの可能性があれば、やりたい」

 ホンダの福井威夫社長は16万1000人が集まった鈴鹿でこう語り、開催地争奪戦という場外バトルで、ギブアップしていない姿勢を強調した。

 だが、1987年から今年で20回目となった鈴鹿での日本GPは、今のところは今回が最後。来季はトヨタが約200億円を投じて生まれ変わらせた静岡県の富士スピードウェイ(FSW)での開催となる。

 ホンダは引き続き、F1界のボスであるバーニー・エクレストン氏やFIAとの交渉を続け、来季も1国2開催の可能性や、それ以降、鈴鹿と富士で交互に開催する可能性など探る考えだ。

 だが、バーニー氏は鈴鹿でFSWとの契約は「5年契約だ」と明言し、今や鈴鹿に巻き返しの光明はみえにくい。

 では、なぜホンダはこの争いに敗れたのか?

 M・シューマッハーが来日するたび、「僕はここが大好きだ」と語り続けたように、鈴鹿のコースは多くのF1ドライバーたちが称賛している。

 だが、ピットなど設備面では数年前から世界の最新鋭サーキットに見劣りすると言われた。多くのF1関係者が鈴鹿との別れを惜しむなかで、マクラーレンのロン・デニス代表は「設備も良くないし、ホテルはなんか匂う」とあからさまに鈴鹿を批判した。

 報道陣からも「結局、トヨタがホンダを上回る金額を提示したということですよね?」と厳しい質問をぶつけられ、福井社長は「FIAの判断だからね。なんともいえないからね。そりゃしょうがないね…」と言葉を濁す場面もあった。

 一方、トヨタの渡辺捷昭社長は8日、“敵地”の鈴鹿に乗り込むと、人前でバーニー氏と何度も談笑してみせ、「FSWのコースは(バーニー氏に)大変評価していただいている」などと余裕の表情を見せていた。

 ただし、バーニー氏は6日に福井社長と話をした際には、「彼は『また早く(鈴鹿に)戻ってきたい』と言っていた」(福井社長)という。

 完全にボスの手ひらの上で踊らされている感さえある日本の両雄だが、現状では鈴鹿にF1が戻る可能性は2012年以降にしかない。

 だが、何が起こるか先が読めないのもF1の常だけに、ホンダ側が「やらないとはいってないし、やるといっている」(福井社長)と語る大改装で仕切り直せば、鈴鹿の早期復活の目も全くゼロではないようだ。



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