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2ちゃんねる逝ってヨシ?
〜管理人雲隠れの真相・2〜

1.ひろゆき見たさに大行列

2.「賠償金ほしけりゃ法律つくれ」

3.「ミクシィ」へ2Ch悪質ユーザー侵入

4.被害者より広告主を重視


3.「ミクシィ」へ2Ch悪質ユーザー侵入


【匿名性高まり健全さ薄れ】

 「上場したら文句を言う人が増える。そんなに大それた金もほしくない。自分がいなくなったら上場するかも」

 匿名掲示板「2ちゃんねる(2Ch)」の管理人、西村博之氏(29)は4日の講演会で、上場企業が運営するソーシャルネットワークサービス(SNS)「ミクシィ」について言及した。

 西村氏が平成11年8月に開設した2Chは、2年間で月間訪問者数300万人を突破。日本のコミュニティサイトで初めての成功例となった。

 一方、ミクシィは16年2月に発足。今年10月に有効利用者数600万人を達成し、運営会社「ミクシィ」の今年度3月期売上高は19億円弱。9月に東証マザーズに上場し、295万円の初値をつけて話題を呼んだ。

 後発のミクシィの勢いに呼応するように16年3月、2Chでは一大ムーブメントの端緒となる書き込みがあった。投稿者はいわゆる「電車男」。オタク男が自分の不器用な恋を逐一報告した書き込みは書籍、映画、ドラマに展開、2Chが生んだ最大の社会現象となった。

 アングラから一気にメジャー化し、「あのとき法人化してたら、2Chは今のミクシィのポジションにいたんじゃないか」とみる関係者もいるが、「電車男で2Chは終わった」との指摘もある。

 「垣根が低くなり、初心者が入門的サイトとして来るようになった。アクセス数が激増した分、ネット社会の暗黙の了解を踏み越えた書き込みも増えモラルが低下した」

 膨張する2Chには現在、40万近いスレッドが林立するが、内部関係者は「悪質な書き込みを削除するボランティアは実質15人。手が回るはずがない」と打ち明ける。

 西村氏が「怪しげなほうが面白い人が集まる」と戦略的に危険性を容認し、個人情報の暴露や誹謗中傷などトラブルも絶えない2Ch。その逆を突き、ミクシィは管理主義で成功を収めていった。

 「誰かの紹介がないと参加できず、ID登録も必要。18歳未満は参加禁止で、悪質な参加者は運営局が強制退会させる。2Chにはない安心感が人気だ」(ITライター)

 「匿名性こそが存在意義」の2Chに対し、ミクシィ運営局は「お知り合いがあなたを発見しやすいように、本名で登録して身近な交流を広げましょう」と勧めている。

 だがこうした清濁の対比構図は崩れつつある。例えば先月に発生した電機メーカー社員のわいせつ画像流出事件。「彼女のM字開脚などハレンチ写真や実名をファイル共有ソフトで流出させた。彼女がミクシィに本名で登録していたため、日記や個人情報が割り出された」(ITライター)

 個人情報見たさに2Chでは「ミクシィに招待して!」という書き込みが殺到。「一気に悪質な2Chユーザーが大量流入し、ミクシィユーザーの日記に獲物がないか目を光らせている」(同)

 ミクシィ運営局もようやく本名で登録した場合の危険性を注意事項に追加したが、匿名にして1人で複数のIDを使い分ける“多重人格者”も出現。匿名性の高まりとともに、会員制の安心感は急激に薄れた印象だ。

 講演会で西村氏は「匿名じゃないサイトのほうが珍しい」と語った。2Chはミクシィになれなかったのか、あえてならなかったのか。

(2Ch取材班)



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