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不夜城の光と影・2
〜歌舞伎町は生まれ変わるのか!?〜

1.「誰かが血を流す」懸念

2.決起集会ホスト強制動員

3.違法風俗浄化作戦の最終目標は…

4.エンタメランド化めざす


1.「誰かが血を流す」懸念


【みかじめ料「不払い宣言」も】

1500人収容の会場がいっぱいになった「みかじめ料等不払い宣言大会」=7日、東京・西新宿
1500人収容の会場がいっぱいになった「みかじめ料等不払い宣言大会」=7日、東京・西新宿
 「みかじめ料を払わないぞ!」

 7日の午後、東京・西新宿にある京王プラザホテルの大広間で「みかじめ料等不払い宣言」の決起集会が開かれた。会場に用意された椅子は1500席。すべてがほぼ埋まり、歌舞伎町を中心とした新宿区内の飲食店関係者やテナントビル関係者らが集結。参加者は、拳を振り上げ、シュプレヒコールを繰り返した。

 その壇上には中山弘子新宿区長をはじめ、警察庁の竹花豊生活安全局長、警視庁の田端智明組織犯罪対策部長、新宿警察署長など、浄化策を実行してきた主要メンバーと民事暴力専門の弁護士らがずらりと並んだ。挨拶に立った田端部長は、暴力団の現状を、都内で約1万7000人、新宿区内には約2600人と説明したうえで、「暴力団は任侠だなんだといっているが、実態はお金のためだけに存在する」と断言。

 「正業に就かず、安逸な生活をする彼らの1人が月50万円を必要とすれば、2600人では13億円、年間では約150億円を、いずれかから得ている」と続けた。

 暴力団の収入源で安定しているのは、みかじめ料や物品の販売だ。市場よりも高く、正月用品や芳香剤を売りつけ、観葉植物や玄関マットを使わせて資金を生み出すという。根源を絶てば暴力団は減り、縮小する。「みかじめ料などの不払い宣言は極めて大きな意味がある」(田端部長)

 この決起集会を実現させたのは、東京都副知事として浄化対策の責任者となり、現在は警察庁に戻っている竹花局長だ。今夏に官民の代表が集まる新宿繁華街犯罪組織排除協議会で「浄化は第2段階に踏み込むべき」などと提案。それを受けた現場が準備に奔走してきた経緯がある。

 竹花局長は「1000人集めるなんて、口からでまかせも言ってみるもの」としみじみ語る。

 「不払い宣言を成功させるには大事なことが2つ。1つは地域の仲間を裏切らないこと。1人が屈すれば取り組みは瓦解する。もう1つは、彼らはヤワではないので、かならず反撃してくる。それに対抗するためには、彼らの動きに関する情報を地域と警察、区、都などが共有しないといけない」

 そして、「彼らが跳ね上がった反撃をしてきたときがチャンス。それが何度か繰り返された後、この運動の成果が見えてくると思う」と続けた。

 だが、その発言に矛盾を感じる歌舞伎町関係者は少なくないようだ。

 ある飲食店関係の参加者はつぶやく。

 「反撃があるというならば、誰かが血を流すということ。警察は『全力で皆さんを守る』といったが、結局、誰かが犠牲にならなきゃ本気で動かないのでは? それでは、いままでの暴力団追放キャンペーンと変わらない。(警察、暴力団と適当に付き合う)両面外交は簡単にやめられないのでは」



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