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薄型テレビと目の健康

1.疲労少ないプラズマ

2.プラズマに適正な視聴距離は!?


1.疲労少ないプラズマ


【「輝度」や「残像」に関係】

 新製品が次々に登場し、急速に家庭へ普及している薄型テレビ。画面の大型化も進むなか、目に優しいテレビとのかかわり方を探ってみた。

 「プラズマテレビのほうが液晶テレビより目の疲労が少ない」。こんな実験結果を発表したのは、大阪市立大大学院生活科学研究科の岡田明教授(52)だ。

 『人間工学ハンドブック』などの共著がある岡田教授は、家電製品などが、人にどのようなストレスや心身負担を及ぼすかを研究している。「負担の少ない掃除機の形」など実験結果を受けて、メーカーが製品化したものもある。

 岡田教授が今回、薄型テレビをテーマに選んだのは「最近1日中、テレビをつけっぱなしにしておく高齢者が増加傾向にある。薄型テレビがどれだけ目の健康に配慮して作られているのか」という疑問を持ったからだという。

 実験は平成17年秋、実施。プラズマは42インチ、液晶は45インチで、いずれも同年5月に発売された大手家電メーカーの製品を使用し、20代と50代、60代の被験者12人が視聴した。

 内容は(1)右から左に通常の番組テロップと同程度の速さで流れる文字列を被験者が見て、あらかじめ指定された文字を数える(2)実際のテレビで放送されるような放送を編集した模擬番組を被験者が見る−の2種類。実験の前後で、瞬きの数や心拍数などの生理的な数値の測定と、実験後に「くつろぐ」「読み取りやすい」などの感想を数値で表す主観的な測定を行い、評価した。

 その結果、生理的、主観的の両評価でプラズマのほうが液晶よりも優位というデータが出たという。なかでも主観的評価では「まぶしくない」「わずらわしくない」という項目で、プラズマの優位が際立っていた。岡田教授は「前者は画面の明るさを表す『輝度』、後者は『残像』に関係すると考えられます」と説明する。

 プラズマは、小さな蛍光灯が画面いっぱいに並んでいる自発光方式。液晶は、画面自体は発光せず、液晶に背後からライトを当てて映像を映し出す方式をとっている。

 画面の白い部分が広くなると、人はまぶしく感じる。「プラズマは白い部分が広くなると、明るさを落とす仕組みになっています。自発光形式だからできるそうで、全体に同じ光を当てる液晶はそれができないから、白い部分が増えると、まぶしく感じるようです」。また、残像が起きやすい液晶は、スポーツなど動きの速い映像で、目に影響を与えているようだという。

 岡田教授は「映像方式が違うと、見る人の目への影響も変わってくるということを明らかにできたと思う」と説明する。

 プラズマと液晶。薄型テレビの購入の際には、頭を悩ませることになりそうな両方式だが、実験結果は、ひとつの目安になるかもしれない。



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