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タイ・ミャンマー国境
〜オウム手配犯の影〜

1.「2度ほど菊池容疑者が訪ねてきた」

2.菊池の写真に「間違いない」

3.菊池らは1カ月で突然消えた

4.「菊池らは麻薬取引に関与か」

5.高橋克也なら「見たことある」

6.日本人少ない場所「間違いない」


1.「2度ほど菊池容疑者が訪ねてきた」


【関係者が新証言】

 オウム真理教の菊地直子容疑者(35)をはじめ、地下鉄サリン事件などで特別指名手配されている3人が、タイ−ミャンマー国境付近に潜伏している−。タイ警察当局がこうした見方を強めているとの情報が入ったのは今年5月下旬のこと。真相を探るべく、現地に飛んだ。

 タイの首都・バンコク郊外に広がるスワンナプーム空港。1年で最も暑い時期(4月中旬から5月初旬)を過ぎたとはいえ、空港ターミナルから一歩、外に踏み出すとムッとした空気に包まれる。温度計は36c゜を表示しているが、雨期の湿気のため玉のような汗が噴き出してくる。

 ここから国内線で約1時間、タイ最北部のチェンライ県に到着する。かつて麻薬の一大産地として知られた「ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)」を抱える地域である。

 南西に隣接するチェンマイ県に比べると、訪れる観光客や長期滞在している日本人はめっきり少なく、その中心地であるチェンライ市内も、まだまだ素朴さが残る静かな街だ。

 実は菊地容疑者については、11年前にもタイ潜伏説が取りざたされたことがあった。

 地下鉄サリン事件から約11カ月後の、1996年2月。オウム真理教名古屋支部に籍を置いていた元総会屋のO氏=当時(50)=が、不法滞在容疑でタイ国内で逮捕された。その際、O氏が「菊地容疑者らオウム真理教メンバーがタイ北部に潜伏している。数日前には菊地容疑者と会っていた」などと供述したことから、タイ潜伏説が一気にクローズアップされたのである。

 当時、記者も取材でバンコクに飛び、日本に移送される途中のO氏に接触。O氏から「菊地容疑者とタイ北部で会っていた」との言葉を聞かされていた。

 しかし、O氏が警視庁から恐喝未遂容疑で指名手配されていたほか、過去にも脅迫事件や詐欺事件を起こしていた常習犯だったこともあり、当時の在タイ日本大使館や日本警察当局の反応は極めて冷ややかなもだった。

 結局、菊地容疑者らに関する具体的な証拠などは見つけることはできず、そのままタイ潜伏説は忘れ去られていったのである。

 そこで、もう一度原点に戻り、当時の足取りからたどってみることにした。まず訪れたのは、逮捕直前までO氏が滞在していたというチェンライ市内のゲストハウス「L」。街の中心部からやや離れた運河沿いにある「L」は、観光客などに出会いたくない人物には格好の宿だ。その関係者が声を潜めてこう証言する。

 「確かにO氏は捕まる約1カ月半前から、知らない男性と2人でここに滞在していました。間違いありません」

 そして、次に驚くべき言葉が飛び出してきた。

 「実はその間、あの菊地容疑者が2度ほど、訪ねてきていたんです」



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