−−それでも巨人は優勝する!?−−
〜G党緊急提言〜(2)

逆転の経済効果…高木勝明大教授

高木勝明大教授
「逆転優勝なら阪神どころではない経済効果がある」という高木教授の言も虚しい…
◇投手力の差

 「言いたくはありませんが、低迷理由をあえて言えば、投手力でしょう。昨年活躍した桑田、工藤があの状態。上原もピリッとしないし、リリーフの河原はアウト」

 G党の明大教授、高木勝氏は、今季の巨人低迷をこう分析する。

 清原、ペタジーニをはじめ、高橋由、清水、元木や仁志など、故障者続出の野手陣だが、高木氏の見方では、「打線は申し分ない。松井が抜けた影響もいわれるが、どうこうということではない。やっぱり投手力です」という結論に行き着くようだ。

 「先取点を取っても逆転されるし、追い付きそうな試合を崩すこともある。先発だけでなく、中継ぎも打たれている」

工藤
やはり“投壊”のA級先般はこの男、工藤か
 首位を快調にひた走る阪神の秘密も「投手力の安定」と位置づける高木氏は、「伊良部や下柳ら補強がうまくいきましたね。現に巨人もやられています。確かに阪神は打線も頑張っていますが、弱かったところを補強し、それがうまく行っているいい例」と話す。

 大きく開いたゲーム差も「投手力の差」とする高木氏は「工藤らは確かにケガもあったが、(投手陣全体に)去年優勝したおごりがあったかもしれない」と手厳しい。

 だが、その厳しさも、ジャイアンツ愛があってこそ。そんな高木氏が考える秘策はズバリ、「投手陣の既成概念を捨てること」だ。

◇河原先発でもいい!

 「先発のローテーションを守るとか、リリーフなどの色分けはもうしない方がいい。シーズン全体の試合数も半ばに近づいている今、そういう区分をしている場合ではない。思い切って内容のいい投手をドンドンつぎ込んだほうがいい」

 具体的には、「先発の上原をクローザーに回すとか、久保を先発で使ってみるとか。河原の調子がよさそうなら、先発に持ってくる手もある」と大胆な方向転換の必要性を進言する。

 これもG党の危機感の表れなのだろう。

 高木氏は「本当に優勝を狙っているのであれば、ですが」と前置きして、「現有勢力で戦っていかなくてはならない以上、1試合1試合を取りにいって、1勝1勝積み上げなくてはならない」と解説する。

 ファンとしては「まだオールスター前。これから」との気持ちも強く、「ゲーム差は厳しい状況ですが、コマの使い方などイメージを全部捨てていくことが必要」と、あくまで希望は捨ててはいない。

 一説には1500億円ともされる阪神優勝の経済効果だが、経済学者の高木氏は「巨人が優勝争いに加われば、阪神とのデッドヒートになる。差が縮まるのを見るのは見ごたえがある。その上で巨人優勝となれば苦しんだ揚げ句のこと。巨人がそんな優勝を果たせば、阪神以上の経済効果を見込める」と断言した。

 日本経済のためにも、巨人に頑張ってもらわなければならないのだ。果たして、G党のそんな希望に火をともしてくれる戦いを巨人ナインは見せてくれるのか。

 原サン、「ジャイアンツ愛」なんて言っている場合じゃないゾ!

(兼松康)


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