【長谷川豊】『60歳以上の選挙権はく奪』を真剣に検討してみる

2015.07.25

 ちょっと政治の話から離れましょう。

 「長谷川さん、本来であれば、そうしないとおかしいんですよ!」

 とおっしゃるのは、新進の若手弁護士さんの卵。まぁ……分からなくもないです。

 もともと、日本国民には「選挙権」が与えられています。国民は選挙の度にその「権利」を行使するわけですが、中には特例が存在します。

 18歳未満(来年から)です。

 日本に生まれ、明確に日本国民であるにもかかわらず、「未熟である」「知識が足りない」などの理由から、17歳までの日本人には選挙権は認められていません。日本国憲法で与えられている権利が付与されていません。

 18歳未満は知識も経験も不足しているから選挙権は与えません

 というのは、かなりざっくりとした決めつけにすぎません。大体当たってるんでしょうが、実際にアメリカでは中学生にもなると、休み時間にはちゃんと政府の政策や選挙についての会話が飛び交います。そういう授業もしています。高校なら、十分すぎるほどの知識を持っています。

 他方、人間を生物として見てみると、当然ですが、40や50を過ぎれば、様々な「能力」がどんどん劣化していきます。これは防ぎようのないことです。生物なのですから。判断力、思考力、記憶力。全部かなりの速度で劣化していきます。日本人の平均寿命が男性で78歳ですよね。じゃあ、

 分かり易く、生まれてから18歳まで選挙権ないので、死ぬまでの18年間、つまり60歳以上って、選挙権はく奪でいいんじゃないか?

 というのは暴論でも何でもなく、むしろ合理的とも言えるのです。80過ぎたジイさんとバアさんが、落ち着いた、冷静な、的確な未来に向けての判断なんて出来ますかね? んな判断力、あるでしょうか?

 え? 個人差がある?

 それなら18歳未満でも同じです。全く同じです。運転免許すら、更新のための試験があるっていうのに、国を動かす選挙権を、判断力も失われつつある老人に与えるのはおかしいのではないか?というのは、極論でも何でもなく、ごく自然なことという主張も理解できなくもないです。

 私がその弁護士さんと話をしたときに言ったのは

 「では、せめて納税している間は選挙権があってもいいのではないか?」

 というものでした。18歳未満は知識もないこともありますが、国民の3大義務の一つである「納税」をしていない、と。であれば、働いて納税しているお年寄りは、選挙権はそのままでも良いのではないか?という話をしました。年金をもらっているだけの方々には、さすがに『未来を決めるため』の選挙からは身を引いてもらう、と。つまり「隠居」していただく、と。そんなシステムはどうか?という話をしました。

 皆さんはどうお感じになりますか?

 長谷川豊(Hasegawa Yutaka)

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