「ハロウィン」はマナーを守ってやろう

2015.10.29

 昨晩(水曜日)の『バラいろダンディ』でも少しこの話になったのですが……私個人としては……

 今の日本の「ハロウィン騒ぎ」がちょっとだけ苦手です。

 もともと古代ケルト族の収穫祭だった「ハロウィン」。秋の終わりに悪魔が来ると伝えられていたため、身を守るために仮面などを付け始めていたそうですが……いまや日本ではすっかり仮装コスプレイベント。

 もちろん、経済効果もありますし楽しみたい方々だけで思う存分に楽しんでもらえればいいのですが、東京にいると……渋谷や六本木での……あの大人数の皆さんのマナーの悪さというか……特に少し嫌な気持ちになってしまうのが

 大騒ぎした後の、ゴミの山です。

 楽しむのはいいのです。コスプレをして、仲間と楽しく盛り上がるのはいいと思うのですが、騒いで、大きな声を出しているだけの人たちがパレードした後の……あのゴミと荒れ放題の道路は……ちょっと、どうなんだろうなぁ……と。

 もともと、海外では子どもたちのためのイベントです。

 学校では仮装パレードが行われ、近所の家々を回ります。その日ばかりは普段は隠居しているだけのおじいさんやおばあさんたちも、近所のスーパーで大量のお菓子を買って待機しています。

 私もニューヨークで2度ほど体験したのですが、家の中にいてしまってはピンポンが鳴りやまないので、諦めて家の外で待ってらっしゃる人も少なくありません。

 可愛いコスプレをした子どもたちが

 「お菓子をよこせ、くれないならイタズラしちゃうぞ!」

 と悪魔のふりをして訪ねてきてくれます。1年で最もにぎやかで、町全体が盛り上がる1日でもあります。毎年来るその恒例行事で、

 「あぁ、あの家の子どもはこんなに大きくなったのか」

 「あぁ、こんな新しい家族が引っ越してきたのか」

 と、地域のコミュニティ構築にも一役買っていたりします。まぁ、いいことばかりを書きましたが、実際はお菓子を奪いに来る子どもたちがやたら怖くて(笑)、お菓子代も相当なものになりますし、いいことっばかりじゃないですけれど(苦笑)。

 日本では、完全に大人たちのコスプレイベントになっている感があります。

 みんなでSNSなどで呼びかけられた場所に集まって、とにかく写真を撮りまくります。それをみんなでSNSにあげては「いいね」ボタンを押して褒め合います。なんだか……ちょっとこれは「ハロウィン」ではないような気もしてしまいます。

 お祭りは日本人が大好きですしね。それはそれで楽しめばいいと思いますが、季節ごとのイベントには、もともと温かい地域の絆や思いがあったものです。マナーも含めて、もう少し「ハロウィン」が嫌な思いをする人が減るイベントになればいいなぁ……と、そう思うこの頃です。

 長谷川豊(Hasegawa Yutaka)

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