ペットロスを癒すために−−ペット葬儀を行うことでロス症状を緩和できる!?

2016.07.10


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 「どうした? 元気が無いじゃないか」、「課長……実は最近うちの犬が亡くなって」、「ペットロスか、深刻だな」−−かなり一般にも知られるようになってきたペットロス症候群。その落ち込みの深さと回復までの時間の長さは、経験したものでなければ想像できないだろう。場合によっては数ヵ月経っても一向に改善せず、日常生活に支障が出てしまうこともある。

 「教えて!goo」にも、「ペットロスの相談」といった内容が寄せられている。相談者は、家で可愛がっていた猫が痙攣を起こし、病院へ行く間もなく死んでしまったとのこと。特に相談者の母親の落ち込みが深刻で精神的に不安定となっているため、「ペットロスの怖さを痛感しています。いいアドバイスがあれば教えてください」とのことである。

 ■立ち直る方法は、人により様々

 この相談に対し、回答してくれた方の多くが、自らもペットを亡くした方々であった。

 「『新しい猫を飼え』という言葉はひどいと思われていますが、これこそが一番立ち直ることができる最善のことだと思います」(2728さん)

 「額に今までのスナップ写真を多数貼り付け、3個居間の壁に掛けています。色々な写真を見ていると思い出しますが、一日一日心の中から出ていくような気になりました」(bwv140さん)

 「確かに、辛いし精神的にも不安定になりますが、周りが見守りながら、本人が、その子が亡くなったことと向き合っていくしかないと思います」(9271022さん)

 上記はすべてペットを亡くされた方からの回答であり、新しいペットを飼うことを提案している2728さんも最初は新しいペットを飼うことにひどく反論したそうで、それぞれの回答に深い葛藤と重みがある。また、上記以外の回答の中には、「その辛さから立ち直るすべは本当に人各々で、正解はないとも思っています」(noname#166272さん)という意見も見られた。

 ■ペットの葬儀がロス症状を緩和

 では、どのようにしたらペットロスから立ち直れるのだろう。いや、すぐには立ち直れないのは当然のことなのだから、なんとか症状を緩和することはできないのだろうか。こうしたことについて詳しい、心に残る家族葬の葬儀アドバイザーに話を伺った。

 「命あるペットと一緒に暮らすことで必ず訪れる悲しみにもまた遭遇しなければならないことは、皆さん承知しているつもりでしょう。しかしながら、本当にそのときが訪れたら、どれほどのつらさを味わうのでしょうか。計り知れない悲しみにより、ペットロスに陥る飼い主さんは少なくありません」

 確かに、いずれペットが死ぬことは分かっているつもりでも、ペットの死をイメージすることを遠ざけてきてしまった人は多いかもしれない。

 「このペットロスの一つの原因として、『愛するペットの死を気持ちの上で受け入れられない』という場合があるのですが、実は『ペットの葬儀』を行うことにより、飼い主さんが現実を受け入れるきっかけとなるケースがあるようです」

 ペットの死をイメージできなかった頃と同様に、死んでしまっても飼い主がそれを意識したがらないということだろうか。そして、葬儀を行うことで、飼い主が「愛するペットはもうこの世にはいないんだ」ということを自覚するということだろうか。

 「葬儀によって飼い主さんが気持ちの整理をつけ、前に進むことにより、ペットロスの緩和につながるのです」

 すべてのケースに通ずるわけではないようだが、ペットの葬儀がペットロスの緩和をもたらすケースは実際にあるようだ。気持ちの整理をつけるためにも、葬儀によりペットをきちんと見送ることは大切なことなのかもしれない。

 ●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー

 「葬儀の参列者を遺族や近親者など、本当に故人を亡くした悲しみを共有できる方だけに限定」し、「世間体を重視している感のある告別式を簡素化」する家族葬の提案を行う。

 (長澤正嘉)

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