《zak女の雄叫び お題は鬼》リケジョから見た“小保ちゃん”問題に潜む鬼 (1/2ページ)

2014.12.24


 小保方晴子氏【拡大】

 STAP細胞絡みの“小保ちゃん”問題は、一応の決着をみせた。しかし、この問題を考えるたび「渡る世間は鬼ばかり」だとしみじみ感じる。いまではすっかり悪者になってしまった小保ちゃんこと小保方晴子さんだが、同じく“リケジョ(理系女子)”出身である私からみると、少々同情する部分もある。STAP細胞問題で露呈した「鬼」を分析してみた。

 ことの発端となった約一年前の論文発表時から、実はかなり違和感を持っていた。私自身、約10年前まで某私立大学で研究を行っていたリケジョなのだが、そんな私にいわせれば一般的にイメージされる「黒縁メガネでもっさりヘアー」という理系女子は、はっきりいって天然記念物。小保方さんの分野なら、女子学生はだいたい全体の3分の1〜4分の1を占める。文系に比べて地味ではあるが、倖田來未みたいなギャルから山田花子みたいなオモシロ系まで、ほかの学科同様にバラエティー豊かな女子が揃っている。小保方さんのようなかわいらしい女子も、珍しい存在ではない。

 そのため、論文発表当時に小保方さんを「オシャレでキャラクター大好き、恋までしちゃう“リケジョらしからぬ”研究員」などと報道した新聞やテレビは、リケジョのことをなにも知らない“オッサン的視点”丸出しで恥ずかしかった。それでも、破格といえる扱いで各報道機関が大々的に報道した。

 そんな過剰な報道の一因となったのは、奇をてらい過ぎた小保方さんの“セルフプロデュース”で、これがこの問題の最初の「鬼」の部分だったと思う。ペットのスッポンを紹介したり、実験を割烹着でやっていますと言ってみたりの過度な演出。女性として、少しでもかわいらしい自分を売り込みたい気持ちはよく分かるが、本題とまったく関係ないところで目立ってしまっては単なる“悪目立ち”である。報道陣のウケは良く、新聞やテレビは「科学界のシンデレラ」とまで言い出す始末。

 

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