《zak女の雄叫び お題は「士」》文系学士ですが何か? 文科省は「最後の砦」をなくすな! (1/2ページ)

2015.11.09

 物理と数学が苦手過ぎて文系大学を選ばざるを得なかった私にとって、衝撃的な大学改革案が取り沙汰されています。国立大学改革の一環として、文部科学省が各大学に通知した「文系・教員養成系の学部・大学院の廃止を含む見直し要請」のことです。

 文科省が要請したのは、教員養成、人文社会科学系学部・大学院の廃止や見直し。ターゲットは人文社会科学系全般で、文学部だけでなく社会学部なども対象です。新聞記者は文系が多いと思われるでしょうが、部署によっては英語で書かれた物理や生物の論文を読みこなす必要もあるし、それを伝える日本語の文章力、表現力も必要とされます。理系と文系が集まり、総合力で勝負をする仕事かもしれません。

 私は今、論文や臨床試験などデータを読む機会が多い仕事をしています。冒頭で物理と数学が苦手過ぎて−と書きましたが、生物や化学は大好き。しかも英語は苦手だったので、文系にも理系にもなりきれない中途半端な生徒でした。日本は文系、理系、と2つに分けますが、またがっているという人は意外と多いのではないでしょうか。

 そんな私が大学で学んだのが社会科学でした。卒論では仮説を立てそれに沿ったアンケートを作成。回答を解析し、論考を加えました。これって新聞社が行っている世論調査や、世の中にあまたあるデータ調査と同じ手法です。そうです。大学時代に学んだことは、しっかり今の仕事に生きているのでした。

 例えば「安倍政権を支持する人が5割」と報じられても、「安倍政権は盛り上がる反対の世論を無視して安保関連法案を強引に通しました。あなたはこの政権を支持しますか」という問いか、「短命に終わった第一次政権を踏まえ、安定した運営を行う安倍政権を支持しますか」という問いでは、回答は異なるかもしれません。

 

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