《zak女の雄叫び お題は「士」》本当にいた!「別れさせ屋」 これが離婚訴訟の最新実態 (2/2ページ)

2015.11.16

 「一昔前だと、調停委員が夫婦それぞれの欠点や問題点を指摘して、離婚を考え直すよう促すことがあったけど、最近はすぐにブログなどに『調停委員にこんなこと言われた』などとアップされ、言いたいことも、言えなくなった。弁護士は、120%依頼者の主張を認めてくれるわけですから、気持ちがいい。その結果、互いに歩み寄りの余地はなくなる。むしろ、弁護士は訴訟になれないと収入にならないから、相手方の非をあげつらうばかり。少しでも離婚を回避したい気持ちがあるなら、戦闘モードの弁護士には頼らないほうがいい」と忠告されました。

 母子密着育児の影響か、母親は自分の子供を自分のものと思いがちです。しかし、子供は一個の独立した人格であって、片親の都合で境遇を変えていいはずがありません。

 少子化により子供の親権争いも激化し、親権を確実にしたいために、片親がもう片方の親に無断で子供を連れて家を出るケースも問題になっています。現在の国内法では、法律違反ではありませんが、ハーグ条約では典型的な「連れ去り」です。突然、子供を連れ去られた親の悲しみと怒りを思うと、一刻も早く国内でも、子供を連れての一方的な別居は法律違反という共通認識が必要です。

 最後に、最近読んだ本の中で、ちょっと怖くなった本を紹介します。マーケティングライター、牛窪恵さんの近著「恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚」には、「子供を産むためだけに結婚したいが、夫は必要ない」という女性が登場します。

 前述の取材経験とこの本の内容を組み合わせて想像すると、子供だけがほしい女性がとりあえず結婚し出産後はじゃまになった夫と別れ、かつ十分な養育費を得るために、弁護士を使って計画的に離婚することも可能です。うーん、恐ろしい。男性諸氏はくれぐれも知らない間に、種馬&自動現金送金機にされないよう、ご用心ください。(M)

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 最近、ZAK女なった新参者

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 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。11月のお題は「士」です。

 

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