《zak女の雄叫び お題は「開」》依存症で人生破綻…誰もに開かれたパチンコ店の功罪とは (1/2ページ)

2016.03.17

 時間のあるときに立ち寄ってストレスを解消したり、ちょっとした小遣いを稼いだり…。そんな風にパチンコを趣味としている人は多いだろう。だが、自分の意志で使う金額や時間をコントロールできない「依存症」の状態になり、大金をつぎ込んで生活や人間関係が破綻してしまう人も少なくない。誰もに開かれているパチンコ店の功罪について考えた。

 3月2日、ホームレス問題に取り組むNPO法人「ビッグイシュー基金」を中心に、民間の支援者らによる「ギャンブル依存症問題研究会」が発足した。パチンコを中心とするギャンブル依存症当事者へのヒアリングなどからギャンブル依存の実態を明らかにし、政策提言を行う予定だ。

 同基金によると、パチンコなどのギャンブル依存がきっかけで家族や家を失い、ホームレスになる人は多い。本人の地道な努力で貯金し、自立しても、再びパチンコにのめり込んでホームレス状態に戻ってしまうなど、「自立支援を阻む最後の難関」と捉えられてきた。

 依存症になってしまった人に実際に話を聞いた。ある40代の男性がパチンコを始めたのは大学時代。消費者金融に金を借りると、自分の貯金のような感覚でATMで金を引き出すようになり、借金がふくらんでいった。数百万円の借金を家族に2度、肩代わりしてもらったが、3度目は家族に突き放され、弁護士に依頼して債務整理をしたという。

 それでもまたパチンコにのめり込んで金を使い果たし、仕事にも行けなくなった。地元を離れて回復施設に入所。2年近く施設で過ごしてから自立し、仕事も順調だったが、ある時約5年ぶりにふらりとパチンコ店へ。「ダメだと思いながらも8カ月間パチンコをやり続けました」。貯金を使い果たし、200万円の借金を抱えて別の回復施設に助けを求めた。

 

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