《zak女の雄叫び お題は「開」》自殺者減につながるか 大阪府自殺未遂者支援センターの取り組み (1/2ページ)

2016.03.22

 自殺行為を繰り返す可能性が高い自殺未遂者を定期的に支援する「大阪府自殺未遂者支援センター(アイリス)」が開設され、2カ月が過ぎた。精神保健福祉士が常駐し、退院後の1年間、節目ごとに自殺未遂者と面談を重ねて悩みを聞くという、全国的にも類を見ない取り組みだ。

 支援センターは、府の委託を受けた関西医大付属滝井病院(守口市)の一角にある。睡眠薬の大量服用や手首を切るなどして、府内の4救命救急センターで治療を受けた自殺未遂者から、ケースワーカーらが自殺を図った理由などを聞き、本人が希望すれば、支援センターに引き継ぐ。

 特徴的なのは、退院1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後、1年後の時点で、精神保健福祉士が自殺未遂者や家族と面談することだ。そこで自殺の要因となる問題があれば、弁護士や自治体の窓口、保健所につないで解決を目指す。

 こうした組織が必要とされた背景には、自殺を繰り返す人の存在がある。自殺を図って救命救急センターに搬送された125人について府が調査した結果、47%が過去にも自殺を図っていた。とりわけ、退院から1年間が危ないとされる。

 自殺未遂者は、家庭や健康、仕事、学校などさまざまな悩みを抱えており、時には重複していることもある。支援センターのリーフレットでは、「こころの視野狭窄(きょうさく)」という表現を用いて、自殺未遂者が陥りがちな事態について解説している。

 

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