通常国会の会期末まで2週間を切り、永田町が再びざわついています。衆参同日選はあるのかないのか。「著名な政治評論家が、ダブル選の確率は8割と解説した」という話が広がり、議員会館の同じ階の廊下で別の事務所の秘書さんに「よその準備はどうなの?」と呼び止められたりもしました。
もともと同日選をするなら、会期末解散だという見方が広まっていたのに加え、民進、共産、社民、生活の野党4党は内閣不信任決議案の提出を検討していることも拍車をかけています。
不信任決議案が提出されれば、安倍晋三首相は「否決もそこそこに『受けて立つ』といって解散を決断するだろう」という臆測があるからです。
小泉純一郎元首相はかつて座談などで「人生には3つの坂がある」といい、話題になったことがありました。
上り坂と下り坂、それに「まさか」ということでしたが、この臆測が当たりならば、衆参同日選の引き金を引くのは「自民1強」のもとであえぐ野党側だったという、まさかが起きることになります。
野党のなかには、首相が不信任決議案を逆手に取る可能性を指摘され、言葉に窮した幹部もいるようです。しかし、あえて解散時期を探る首相に挑んで、民進党と共産党の共闘のほころびが広がる前に準備を進め、1議席でも増やせばいいんだという割り切った作戦だとしたら…。想定外の選挙結果が出るかもしれません。
もし、東京都知事選が追加され、トリプル選挙になれば、東京の選挙は一段と混迷することになります。





