《zak女の雄叫び お題は「変」》繰り返すストーカー犯罪…小金井刺傷事件の被害者手記に込められた思い (2/2ページ)

2016.12.22

 「被害者の恐怖心をくみ取るべきだった」。相談を受けた際の対応についてこう総括した警察は、事件後、冨田さんと家族に謝罪したという。それでも、「どうして、私の相談を真剣に受け止めてくれなかったのか」。冨田さんの疑問はまだ消えていないようだった。

 手記を公表した代理人弁護士によると、冨田さんは9月に退院したが、現在も通院治療中。顔や首、腕などに切り傷が残り、今後、傷を目立たなくするための手術を受ける予定という。受傷時に脳梗塞を起こした影響で、右手が動きにくくなるなどの後遺症があり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)にも悩まされているという。21歳の女性がこうした苦痛に日々耐えていると思うと、胸が締め付けられるような気持ちになる。

 ストーカーによる犯罪行為は後をたたない。2012年に神奈川県逗子市で女性が元交際相手に刺殺された事件や、13年に東京都三鷹市で女子高生が殺害された事件など、一方的な感情で向けられた刃が、最悪の結果をもたらすこともある。

 「犯人の勝手な思い込みや都合、感情だけで、なくなっていい命はどこにもない」

 冨田さんの切実なメッセージに、警察は、社会は、どのように応えていくのだろうか。(い)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。12月のお題は「変」 です。

 

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