《zak女の雄叫び お題は「甘」》上手に甘え、ご近所どうしで頼り合う「子育てシェア」アプリが心強い

2017.02.03

 「毎週求人情報をチェックしているけれど、ちびたちの預け先も見つからないし働けないんよ。八方ふさがり…」

 これはちょうど半月前に聞いた、専業主婦で2児の母でもある私の妹(39)のぼやきである。就活と保活(保育園探し)に同時に取り組むプレッシャーは相当で、心がぽきっと折れているらしい。

 妹のぼやきを聞きながら、私もかつて経験した綱渡りのような育休からの職場復帰を思いだした。都内の認可外保育所に片っ端から電話をし、やっと見つけた2カ所を見学、気に入ったほうに入園を決め、その近くに引っ越した。しかし、本当に大変なのはそこからで、近所に頼れる知人もなく、夜に取材が入るたび、子供を預かってくれる人を探すのにひと苦労。保育所に入れたら安泰…と思っていたが間違いで、「+α」の助けがないと仕事が続けられなかった。

 最近知った「AsMama(アズママ)」という会社の「子育てシェア」というサービスは、その「+α」の助け合いを地域にもらたす新しい仕組みだ。

 子供の送迎・託児を助け合う前提で友人、知人と「子育てシェア」専用サイト(アプリ)に登録してつながり、都合が合えば、残業の日の保育園のお迎え・託児や、習い事への送迎などをパソコンやスマホ上から頼むことができる。頼れる知り合いがいない人も、アズママのイベントに参加して、新しいママ友や親子支援の担い手として登録するママサポーターと知り合えば、この助け合いの輪に参加できる。

 1時間あたり500〜700円と謝礼は良心的で、万が一のけがや物損にはアズママが加入する保険が使えるなど、気兼ねなく頼り合える仕組みも整う。現在、全国の4万4000人が「子育てサポート」の利用登録をしているという。

 米国発祥のアイスクリームブランド「Ben&Jerry’s(ベン&ジェリーズ)」を日本で展開するユニリーバ・ジャパンは今年1月、もう一度働きたいという子育て中の主婦を対象にした再就職支援事業「HOP(E) STEP JUMP!!」を立ち上げ、プログラム参加者にアズママの「子育てシェア」を紹介した。

 「参加者どうしが繋がり、ワークシェアをするように子供を預かり合って、スクープショップ(アイスクリームショップ)での仕事を社会復帰するきっかけにして頂けるとうれしい。キャリア講座や職場体験を通して、子育て世代の再就職への不安を減らすお役に立てたら」とベン&ジェリーズの岡野華子さんは話す。

 お互いに手を貸したり借りたりしながら、子育てができる仕組みや意識が広がれば、子育て世代のため息は減るだろう。誰かに上手に甘える「子育てシェア」が、新しいご近所付き合いの芽となって、いつかたわわに花咲く日がやって来ればいいなと思う。(A)



 子育てはそろそろ終わり、手を貸す番になった40代。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「甘」 です。

 

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