《zak女の雄叫び お題は「動」》被告が法廷内に包丁を持ち込み 動揺走る裁判員裁判 (1/2ページ)

2017.04.04

 「えっ、包丁を法廷に持ち込み…?」

 大阪地裁で今年2月、殺人未遂罪に問われた裁判員裁判の判決公判の際、21歳の女の被告が法廷内で包丁を所持していた、という一報を聞いたときは動揺した。女は大阪府東大阪市の自宅で昨年6月、同居の姉の腹部を包丁で刺し、重傷を負わせたとする殺人未遂罪で起訴され、この日の公判で懲役2年を言い渡された。

 判決公判当日は保釈中で、所持品検査は受けていなかった。包丁は刃渡り約16センチで、手荷物に入れられていたという。

 公判には記者も複数人傍聴していたが、誰も異変に気づくことはなかった。もちろん、裁判官と裁判員も女が包丁を所持していることには気付かず、判決言い渡しは問題なく終わった。

 その後、大阪地検が、女を銃刀法違反罪で在宅起訴したことが判明してこの“あわやの事態”が発覚したのだ。

 女は何の目的で包丁をしのばせていたのか。まだ明らかになっていないが、裁判所の警備態勢のあり方を今一度、見直さなければならないことは確かだ。

 大阪地裁では保釈中の被告に対して所持品検査は実施していなかった。今回のケースで万が一、裁判員に危害が加えられていれば、裁判員裁判制度そのものを揺るがしかねない問題に発展していただろう。

 福岡では、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の裁判員裁判をめぐり、裁判員の女性2人に「あんたらの顔は覚えとるけんね」「よろしくね」などと声を掛けて脅した男2人が有罪判決を受けている。

 
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