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「女人禁制」見直し要望書提出の宝塚市長に スイーツ親方が神対応

中川市長(写真)は芝田山親方の対応に大満足
芝田山親方

 スイーツ親方ならではのファインプレーだった。

 兵庫県宝塚市の中川智子市長(70)が19日、日本相撲協会とスポーツ庁を訪れ、土俵の女人禁制を見直すことなどの要望書を提出した。

 女性の中川市長は、宝塚で開催された6日の大相撲春巡業で、土俵上からあいさつすることを希望したが、伝統を理由に断られ、土俵下からとなっていた。

 中川市長は職員2人を伴い、公務として公費で上京。親方衆からは「宝塚市とは関係ないこと。市のために他にやることがあるだろう」という冷ややかな声も挙がった。

 そんな中川市長を接待したのが、スイーツ好きとして知られテレビ出演も豊富な芝田山広報部長(元横綱大乃国)。約45分も会談し、相撲の伝統などを力説した。手ぶらで要望書だけを出しにきた中川市長に、相撲グッズのおみやげまで渡す神対応。中川市長が次に訪問したスポーツ庁で約10分であしらわれたのとは対照的だった。

 「一刀両断に『議論しません』という答えもありうると思っていましたが、『理事会などで議論する』と明言していただきました。誠実に対応してくださった」と中川市長は相撲協会の反応にホクホク。

 芝田山親方は「わざわざ来ていただくのに、『(要望書を)受け取りました。さようなら』ということはしません」と、向島「長命寺」の桜餅でもてなした。

 ところが中川市長は「柏餅を出してくださって、親方はとても優しかった」と発言。これにスイーツ親方は「関東と関西の桜餅は違うんだよ。関西は道明寺粉というピンクの色がついている。関東は薄い皮であんを包んでいる。俺は専門家だから、これは桜餅だと説明したのに…」と残念そうだったが、相手に好印象を与えたのは間違いない。

 中川市長は「全然変わらないようだったら、半年後にまた来ますと伝えました」と全国の女性市長に声を掛け、増員しての来襲を予告。しかし、コワモテでダミ声の親方が対応していたら、ただでさえ何かと批判が集中している相撲協会が窮地に立たされていたかもしれないだけに、芝田山親方のお手柄だった。

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