「ボランチで勝負したい、という気持ちは少なからずありますけど、求められている以上のプレーを異なるポジションでできれば、自分にとってもプラスになるので」
昨季J1を制した原動力の一人、エドゥアルド・ネットが夏の移籍期間に名古屋へ移籍。ブラジル人のボランチを引き留めなかったのは、ルーキーの守田に十分な計算が立ったからだ。大黒柱の中村憲剛、ロシアW杯代表の大島僚太らと同じ時間を共有しながら急成長を遂げた川崎と同じ図式が、森保ジャパンでも描かれつつあった。
ところが、好事魔多し。コスタリカ戦で左太ももを肉離れし、全治4週間と診断されたのだ。それでも、これまで年代別代表にも無縁だった守田は「国を背負って戦うことの重みと責任を実感できた。これをゴールではなくスタートにする」。ボランチとしてプレーする自身の姿を思い描きながらリハビリに努める。(スポーツジャーナリスト・藤江直人)