--一発録りして編集もしないそうですね
「声のコンテンツは“一番搾り”が感情が乗るので一番いいんですよ。声は情報共有ツールである一方、人の感情や心の揺れを届けるものなので、技術が進歩しても人の声との差は残ると思います」
--収益モデルは
「基本的には全部無料のサービスですが、限定放送を有料で聞ける仕組みがあるほか、人気のパーソナリティーには企業がスポンサーにつくこともあります。多い人は月に200万円以上稼いでいて、音声で稼いでいるプレーヤーを並べたら、ラジオのパーソナリティーを含めても上位はボイシーの人じゃないかという感じですね」
--ボイシー側の収入は
「リスナーからパーソナリティーへの支払いの一部を手数料としていただいたり、スポンサーから一部もらったりします。また、自分たちで音声番組を作りたい、社内報に使いたいという企業も増えていて、システムの利用料収入もあります」
--新しい機能も
「遠くにいる人たち同士で一緒に収録できるようになりました。また、夜の8時から12時の時間帯にみんな集まろうという生放送の機能も始めています」
--GAFAも音声の分野に参入しているそうですね
「音声サービスは米国や中国では非常に伸びていて、GAFAはそれぞれ自分たちのプラットフォームで流通させようとしています。声には活字の何倍も情報量があるし、健康や生活の情報も分かります。データを集めるだけ集めて、利用法は後で考えるというのが市場作りの根幹です」
--新規株式公開(IPO)は
「準備を進めています」
--音声サービスが発達すると、スマホの画面を見続ける生活スタイルも変わってきますか
「数年後には『昔は10センチ四方の箱を持ってずっとうつむいていたね』と言われるようになるかもしれませんね」