甘利氏に「ご愁傷様でした」…選挙特番で“太田節”空回り? 小川アナとタッグ、異彩放ったTBS 生放送では時間が足りず不完全燃焼も1/1ページ

10月31日に投開票された第49回衆院選では、テレビ各局が特番を組んで開票速報を放送した。王道のNHKに、民放各局も元NHKの顔ぶれをそろえる中、異彩を放ったのがTBSだった。爆笑問題の太田光(56)が『news23』の小川彩佳アナ(36)とのタッグで臨み、〝太田節〟をぶちかましたが、少々空回り気味だったようだ。

選挙区で苦戦が伝えられた自民党の甘利明幹事長(72)との中継では、普通の人の意見とは違うと前置きしたうえで、「TPPでアメリカと厳しい交渉をした人が100万円ごときの金で疑われているスケール感に、日本の政治を任せられない。甘利さんの政治家の資質にがっかりした」と詰め寄ったかと思うと、浮かない表情の甘利氏に「ご愁傷さまでした」と高笑いした太田。

れいわ新選組の山本太郎代表との中継は話がかみ合わなかったが、自民党の二階俊博前幹事長(82)に対しては怒りの表情を引き出すことに成功。「(政治家を)いつまで続けるつもりですか」と問いかけ、「今日受かったばかりで、失礼だよ」と気色ばんだ二階氏に「(質問するのは)当然の権利ですよ」と言い返す一幕もあった。

中継時間にも限りがあるため、太田の話が長くなり中継が終わってしまうことも。太田が「ダメだな俺、向いてないな」とこぼし、共演者からも「もう少し(中継先に)しゃべらせてもらえれば」と注文が入ることになった。

選挙特番といえば、テレビ東京が起用するジャーナリストの池上彰氏(71)が、厳しい質問を繰り出すことで〝池上無双〟と呼ばれるようになったことで様相が変わりつつある。

今回もテレ東の池上氏は無双ぶりを続け、フジテレビでは元大阪市長の橋下徹氏(52)が選挙区で苦杯をなめた立憲民主党の辻本清美副代表(61)と舌戦を繰り広げるなど、さまざまな切り口で中継先の政治家の表情をあぶり出した。

中でも、太田の質問はかなりの独自路線。このため、自民党の高市早苗政調会長(60)に対しては、森友問題への向き合い方の追及に終始することになってしまった。

「独自性を出したのはいいが、とにかく自分の考えを中継先の相手に伝えるだけで相当の時間がかかってしまい、肝心の答えを引き出すには生放送では時間が足りなかった。視聴者からすると、太田の意見ばかりを聴くことになった形だ。出演に応じた政治家にとっても不完全燃焼だったのではないか」と放送関係者は指摘する。

視聴者はいったいどう見たのだろうか。

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