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小栗旬とゴジラと渡辺謙と杏、絡まった深い関係 TBS「日本沈没」1/1ページ

7月に封切られたハリウッド映画『ゴジラvsコング』には小栗旬が出演していた。なのに新型コロナの第5波うんぬんで映画館に行きそびれてしまった。とはいえ、TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』は小栗が主演している以上、このゴジラ映画のことに触れないわけにいかない。

「モンスター・ヴァース」シリーズの4作目。1作目が『GODZILLA ゴジラ』(2014年)で渡辺謙が芹沢猪四郎という学者の役で出ていた。初代『ゴジラ』(1954年)の本多猪四郎監督と、同作で「オキシジェン・デストロイヤー」を使ってゴジラを倒した芹沢大助博士に由来する役名だった。

『ゴジラvsコング』で小栗が演じた役は、その芹沢博士の「息子」。そして、『日本沈没―希望のひと―』で小栗と初共演しているのが渡辺謙の実の「娘」の杏。

だからどうしたといわれればそれまでだが、こういうキャスティングはキライじゃない。いっそ「田所博士」も謙さんというわけにはいかなかったか。

それはともかく、本作での小栗の役どころは高級官僚。次代を担う各省庁の精鋭が招集された「日本未来推進会議」に環境省代表として参加している。経産省の代表で会議の議長も務める松山ケンイチは、小栗とは大学の同期で気心の知れた間柄。杏は元政治部記者だが週刊誌に異動させられ、スクープを取ろうと小栗に食いつく。

原作は小松左京の『日本沈没』だが、今回、田所博士(香川照之)は「半年以内に関東圏沈没」の可能性を7割と警告。日本列島ではなく関東圏か。おっ、いくらでも面白くなりそう。そう思って見てはいるが、どうにもさえない。別のゴジラ映画『シン・ゴジラ』(2016年)は「巨大不明生物特設災害対策本部」(巨災対)の描き方が抜群に面白かった。本作の「日本未来推進会議」は緩く、むしろ足を引っ張っている。このままでは年明けに小栗が主演するNHK大河『鎌倉殿の13人』の出足にも悪影響を及ぼしかねない。 (新橋のネクタイ巻き)

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