夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦

地方企業とコラボした新スイーツがSNSで評判、多目的利用に店内改装 「カフェ・ド・クリエ」(ポッカクリエイト)1/1ページ

沖縄紅いものモンブランタルト
沖縄紅いものモンブランタルト

「カフェ・ド・クリエ」と「メゾン・ド・ヴェール」を全国に約200店舗展開するポッカクリエイト(東京都千代田区、上野修社長、https://www.pokkacreate.co.jp/crie/)。居酒屋などの業態に比べればコロナ禍による影響は少ないといわれるカフェ業態だが、東京・八重洲や新橋などオフィス立地の店舗や、空港内の店舗は閉店を余儀なくされた。

昨年夏、沖縄の銀行からある相談を持ちかけられる。「観光客が激減した沖縄の菓子製造企業で在庫となっている原材料を使えないか?」ということだった。

その頃ちょうど「クリエで旅するin北海道」と題したフェアを開催中。北海道の牛乳や夕張メロンなどの食材を使用したメニューが好評を博していた。ドリンクだけでなくパスタやスイーツなど複数のカテゴリにご当地食材を使用し、多彩なメニュー展開が可能だったからだ。

そのノウハウをいかし、今年は「クリエで旅するin九州&沖縄」を10月から開催。福岡のブランドいちご「あまおう」を使用したラッシーが若い女性客によってSNSで拡散され、話題となっている。10月20日からは先の菓子製造企業とともに1年がかりで商品化した「沖縄紅いものモンブランタルト」を提供開始。地方企業との取り組みが、主な客層ではなかった若い客層の来店増加という思わぬ効果をもたらした。

ご当地フェアと別に昨年から取り組んだのが、クリエブランドの一つである「カフェ・ド・クリエ グラン」の改装。大型店をテレワーク席・ソファ席・従来席にゾーニングし、利用目的に合わせて快適に過ごせるようにした。

さらに今年から、2つの新たな取り組みを開始。1つは、健康に配慮した「からだハピネス」メニューの訴求。糖質オフ麺や発酵食品使用メニューに、からだハピネスのマークを提示し、定期的にテーマとしてアピールしていく。

2つ目は、コーヒーと紅茶のサブスクサービスをスタート。会員アプリに登録した人に、1日2杯利用できるチケットが配信されるもので、200店規模のカフェでは異例の取り組みだ。客数が戻りつつある中、再来店の促進とロイヤルカスタマーへの還元という目的のほかに、店舗数の4割を占めるFCオーナーへのサポート策となるべく、今後さらにサービスを充実していく。

それぞれの人の「マイカフェになる」との目標を掲げるカフェ・ド・クリエ。上野社長は「多くの飲食店が重要視するQFCにAをプラスしたい」と語る。「A」とは、アメニティ。空間・店舗家具・音・香りなど、五感で居心地の良さを案じられる店づくりで差別化を図っていく。 (取材・福士由紀)


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