重症化・死亡9割減、ファイザー飲み薬いつから? 来年末までに5000万パック以上生産の見通し1/1ページ

米製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンに続き、飲み薬でも大きく前進した。同社は5日、開発中の飲み薬「パクスロビッド」の治験で、重症化とそれに続く死亡を89%抑える効果を確認したと発表した。飲み薬は早期治療や医療機関の負担軽減につながると期待されており、同社はこの薬が「ゲームチェンジャーになる」と期待を示した。

パクスロビッドは、細胞に侵入したウイルスの複製を阻む薬。治験では発症から3日以内に飲んだグループでは、4週間後までに389人中3人が入院、死者はいなかったのに対し、偽薬を飲んだグループは385人中27人が入院、7人が死亡した。

ファイザーは米国での使用許可を得るために食品医薬品局(FDA)にデータを提出。年末までに18万パック以上、来年末までに少なくとも5000万パック以上を生産する見通しとした。

コロナ治療の飲み薬をめぐっては、英国が米メルクの「モルヌピラビル」を4日に承認、日本でも年内の実用化を目指している。塩野義製薬も来年3月までの実用化に向けて飲み薬の開発を進めている。

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