ヤクルト投手陣“劇的改善”のカラクリ 奥川ら代替球場でノビノビ投球…今夏の東京五輪の影響も 高津監督「打たれてもいいから四球は出すな」1/3ページ

ヤクルト投手陣は2年目の奥川に引っ張られた
ヤクルト投手陣は2年目の奥川に引っ張られた

クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが10日開幕。セ・リーグは6年ぶりに優勝したヤクルトが、3位から勝ち上がった巨人を神宮球場で迎え撃つ。東京五輪イヤーに東京がホームの2球団によるセ頂上決戦が実現したのは、ただの偶然ではない。ヤクルトが2年連続最下位からV字回復を果たせた原動力は、投手出身の高津臣吾監督(53)のもとで劇的に改善された投手力だ。その後押しとなったのが実は、1年延期されて今夏に開催された五輪だった。 (塚沢健太郎)

ヤクルトは投手陣が長年の懸案だったが、今季のチーム防御率はリーグ3位の3・48。昨年の4・61から1点以上も改善された。昨年まで5年連続4点台で、3点台は前回リーグ優勝した2015年の3・31以来になる。

キーとなったのが与四球だ。2年目の奥川が105投球回でわずか10個だったのを始め、12球団最少の363。一昨年は473、昨年は404ときて、今季は低反発球だった11年の395以来となる300台まで減らすことに成功した。

これは高津監督はじめ首脳陣が「打たれてもいいから四球は出すな。ストライクを投げて有利なカウントにしろ」と徹底した指導が実を結んだもの。伊藤智仁投手コーチ(51)は「これまでは打たれたくないから、際どいコースや低めに投げて四球になり、打者を助けていた。それでピンチを広げ、苦し紛れに投げたところを一発を浴びるという最悪なパターンが多かった」と説明する。

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