「手数王」菅沼孝三さんの早すぎる死に音楽界から追悼の声続々 ASKA「またな、孝三。」1/1ページ

早すぎる死だった
早すぎる死だった

豊富な手数や高速プレーを生かしたドラミングで「手数王」の愛称で知られたドラマーの菅沼孝三さんが8日に大腸がんで死去した。62歳だった。ジャズからロックまで多くのアーティストと共演しており、その死を悼む声が上がっている。

娘であり、弟子でもあるドラマーのSATOKOが9日、公式サイトで「家族に囲まれ、大切に見守られながら、笑顔で宇宙へと旅立っていきました」と報告した。

昨年6月、ステージ4の大腸がんで余命宣告を受けていたが、周囲には明かさず、その死の1カ月前までステージに上がっていたという。

菅沼さんがツアーなどのサポートメンバーとして参加した「CHAGE and ASKA」のASKAはブログで「孝三、いま、お引越しの最中でしょう。しばらくの間、会えなくなります。またな、孝三。」と別れの言葉をつづった。

やはり菅沼さんがサポートしていた「FEEL SO BAD」の正式ドラマーとしてメジャーデビューした山口PON昌人はこう語る。

「プレッシャーがメチャクチャにキツかったですが、自分流のスタイルを作るキッカケともなり、その後は自信を持って前に進むようにしました。まだまだ足元にも及びませんが、今は感謝しかありません」

15歳でプロデビューした菅沼さんと同世代の44マグナムのギタリスト、広瀬さとしJIMMYはこう振り返る。

「18歳のとき、大阪・心斎橋バハマで偶然彼のライヴに遭遇した。日本の天才的ドラマーだと思ったし、すでにそういわれていた。30年後、吉川晃司のイベントでSATOKOちゃんと共演したリハの日々では、ほとんど毎日『おとうさんにヨロシク!』と言っていたものだ…」

本紙の取材に「民族音楽も好きで、始めると奥が深い。ドラムって楽しすぎて、まだまだ未開の地ですよ」と語っていた菅沼さん。空の上でもたたいているだろうか。

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