EV放浪記

旧車を「EV化」 滑るような走りが魅力 オズモーターズ代表・古川治さん1/2ページ

コンバートEVのビートル ビンテージカーの魅力を高める古川治さん
コンバートEVのビートル ビンテージカーの魅力を高める古川治さん

今年度のグッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)が発表され、横浜市のガレージビルダー、オズモーターズが作る「コンバートEV」が金賞を受賞した。ビンテージカーを往年のデザインのまま電気自動車(EV)にカスタムし、環境負荷を低減したエコカーとして乗り続けられるようにする。同社代表の古川治さん(50)は「古いものと新しいものを組み合わせてできる、まったく新しい何か」とその魅力を語る。

「ビンテージカーは、デザインやシンプルさが魅力。でも扱いが難しいでしょう。EV化することで、静かに滑っていくように走るようになる。未体験の感覚が楽しめます」

取材では残念ながら現車は見られなかったが、写真だけでもその魅力はわかる。見た目は旧車。中身は最新のEV。乗ってみたい!

古川さんは1994年、内燃車をカスタムするガレージビルダーを創業。改造申請もして車検をちゃんと通るカスタムカーを送り出していたが、「たとえば改造マフラーは環境問題と逆行していますよね」。社会に認められる企業への転換を考えて、コンバートEVにたどりついた。2009年に手がけた1号車は、ホンダシティカブリオレ。「ほとんど趣味で作りましたが、あちこちから取材されて話題になりました。ただ、鉛電池で、ゴルフカートみたいなもの。ビジネス化は難しかった」

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