玉ちゃんの酔滸伝

東京・檜原村の「森のおもちゃ美術館」で大はしゃぎ 地元の木材をふんだんに使用した新施設1/1ページ

観光大使の私が自信を持ってお勧めします
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今回は、皆さまに訪れていただきたい観光スポットをご紹介したいと思います。私が観光大使をしている、東京都で島嶼(とうしょ)部を除く唯一の「村」である檜原村で3日にオープンした新たな施設、その名も「檜原 森のおもちゃ美術館」です。

美術館というと「堅苦しい雰囲気の施設じゃないか?」とか、「おもちゃといっても大人のおもちゃなんかを展示している、地方によくある怪しげな秘宝館みたいなもんじゃねえのか?」といぶかしがる人もいるかもしれませんが、この施設は違います。村の総面積の93%が森林である檜原村の豊かな恵みを生かした「体験型美術館」で、木材を存分に使った施設なのです。

そこにあるのは木で作られたおもちゃです。子供たちは安心して実際に触れて遊べ、大人たちは郷愁に駆られる美術館なのです。

施設はもともと小学校があった場所に設立されました。廃校となって解体されていたのですが、檜原の木材をふんだんに使って生まれ変わっています。

美術館の館長もこの小学校の卒業生。大人になり村を離れて東京都の職員として働いていましたが、廃校となってしまった自分の母校を、形を変えてもなんとかして残したいという気持ちから、安定していた職を辞して自ら手を挙げて館長になったという、檜原村愛にあふれた人物です。

私は僭越(せんえつ)ながら、森のおもちゃ美術館のオープンセレモニーに参加させてもらい、まだ一般開園前の館内に入れてもらいました。

セレモニー参加者は坂本義次村長を始め平均年齢60歳以上の大人だったにも関わらず、館内にある木のおもちゃの数々や、村をモチーフにした広い森の遊び場でキャッキャとはしゃいでいました。一番はしゃいでいたのは私ですが。

「子供たちがここに来たらどんなに喜ぶだろうか?」。成長していく子供たちが木に触れる大切さを心に宿し、大きくなって次の世代に伝えていく。最近、経済政策で「成長と分配」という言葉が聞こえますが、正しい「成長と分配」はここ、森のおもちゃ美術館にあるのです。

■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ『たまむすび』(金曜)、TOKYO MX『バラいろダンディ』(金曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に『スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界』(講談社)、『スナックの歩き方』(イースト新書)など。

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