規制緩和は広がるが…海外観光旅行、帰りが怖い? 帰国後14日間の自主隔離 コロナ感染状況の先見えず1/2ページ

外国人観光客の受け入れを本格再開したタイ・バンコク郊外のスワンナプーム国際空港(ロイター)
外国人観光客の受け入れを本格再開したタイ・バンコク郊外のスワンナプーム国際空港(ロイター)

世界的に新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり、入国規制を緩和する国も増えてきた。日本からの観光目的での渡航について自主隔離を免除する国もあるが、コロナ前のように自由に海外旅行に出かけるのはまだ難しいのが実情だ。

日本人観光客にも人気のタイは今月から外国人観光客の受け入れを本格的に再開した。渡航前に独自の入国審査システム「タイ・ランド・パス」にアクセスし、ワクチンの接種証明や入国後のPCR検査結果を待つ政府指定ホテルの予約確認などを入力する。入国後、政府指定のホテルでPCR検査結果を待ち、陰性であれば自主隔離は不要という仕組みだ。

ただ、システム変更のはざまでは問題も生じていたようだ。今月、タイへの観光旅行を計画していたが、渡航をキャンセルしたという女性によると、日本政府が発行するワクチン接種証明書は「発行まで1カ月ほどかかると聞いたが、実際には3日程度で発行された」という。

しかし、入国前の手続きで「以前の入国審査システムから現在の『タイ・ランド・パス』に切り替わるタイミングと出発時期が重なったため、旅行代理店も入国手続きを把握できず身動きが取れなくなってしまった。結局渡航を延期し、入国前に予約したホテルにキャンセル料を支払うことになった」と明かす。

規制緩和に積極的なのが英国だ。感染状況が深刻な「レッドリスト」に含まれない日本などの国からイングランドに渡航する場合、ワクチンの2回接種を完了して14日間が経過していれば、入国後2日以内にPCR検査を受けることで10日間の自主隔離が免除される。

一方で、入国前48時間以内にインターネット上で「乗客追跡フォーム」にアクセスし、渡航後の行程や連絡先などを登録する必要がある。イングランド以外の地域では別の手続きが求められるので注意が必要だ。

米ハワイは、今月8日から米国の大統領令にのっとり外国人入国者にワクチン接種を義務付けた。接種証明書と入国前3日以内に受けたPCR検査の陰性証明書を持参することで10日間の自主隔離は免除される。

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