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野球へ見える形で“恩返し” 大リーグ全球団導入、投球や打撃を機器で数値化 Rapsodo Japan・山同建日本支社長1/4ページ

ラプソードの山同建日本支社長(提供写真)
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投球の回転数や回転軸、打球の初速や角度など、野球のプレーを測定・分析する装置は米メジャーリーグ全30球団で採用され、効率的な練習や技術向上に欠かせないツールとなった。野球大国の日本でも関心は高く、プロ野球からアマチュアまで導入が進む。新興スポーツテック企業の日本法人トップは、「野球への恩返し」という思いがあると明かした。 (中田達也)

――「ラプソード」はどのような製品ですか

「ピッチング(投球)用とヒッティング(打撃)用の2種類あり、カメラとレーダーでボールの軌道や弾道を計測したデータがiPad(アイパッド)上に表示されます。ゴルフのシミュレーションと似た仕組みというと分かりやすいかもしれません」

――データを計測することで何が分かりますか

「ピッチング用の場合、ボールの回転軸や回転数などで球質が可視化できます。なぜこういう投げ方をすればこう変化をするのかなど、これまでブルペンで投げても感覚でしか分からなかったことが数値で表せるようになります」

――数値をどう生かせますか

「指導者と選手の目線が合い、具体的に話ができるようになったことが大きいですね。画一的な指導ではなく、個人の持ち味に合わせて良いところを伸ばすことができます。速球に伸びがない場合、低めに投げてゴロを打たせるなど、欠点を生かすこともできます」


――打撃用の特徴は

「米国ではデータ分析の結果、フライを打つことが得点につながるという〝フライボール革命〟が起きました。打球の速度を上げることと角度をつけることが非常に大切だということが分かってきたのですが、ラプソードはそのデータをすぐ取ることができます。何百回もバットを振ったりティーバッティングをしたりするよりも効果的にプレーすることで成長につながります」

――練習の効率も上がりますか

「野球は再現性のスポーツといわれていて、良いプレーができたときと同じことがどれだけできるかが大事です。その場合、良いプレーがどんな数値だったか理解できたら強いですよね。短い練習時間でも上手になり、故障も少なくなると思います」

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