凄腕アナリスト ザ・覆面

EV関連の注目株「ニチコン」営業利益は前期比2・9倍の大幅増 「年末高」の株価特性で狙い目1/2ページ

英国の都市グラスゴーで前週開催された「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」(COP26)で、ガソリンなど内燃機関利用の自動車について、主要24カ国が2035年、世界で40年までに新車販売を停止し、すべてゼロエミッション(排出ゼロ)車にすると合意されました。

日米中は不参加ながら、電気自動車(EV)開発と普及は一段と加速してくる流れが形成された。EVテーマは技術の核であるバッテリーとモーター、充電インフラ整備関連を中心に株式市場では人気テーマとして存在しており、ここからは業績成長に沿った銘柄選別が改めて進展する。

世界的なコンデンサーメーカーである東証1部の「ニチコン」(6996)は、EV用向けにフィルムコンデンサ、コンバータ、インバータ、充電器部品を供給。また、充電ステーションの有力メーカーで、EV関連の銘柄群でも成長性では筆頭格にある銘柄といっても過言ではない。

会社側は、11月9日の今22年3月期第2四半期連結決算の発表と同時に、通期業績予想を上方修正した。売上高は前回予想から25億円増額の1325億円(前期比14・2%増)、営業利益は6億円増額の46億円(同2・9倍)にそれぞれ大幅に引き上げた。

会社側は、アルミ電解コンデンサが車載関連機器向けに加え、白物家電や産業機器などのインバータ関連機器向けで伸長し、さらにEV・ハイブリッド車向け機器用フィルムコンデンサの売り上げが大幅に増加したことが寄与するとしている。

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